元旦から地震が派生した石川県で営業をしているのどじま水族館で展示飼育していた、ジンベイザメが2匹とも死亡したって報道がされていました。数日前にジンベイザメ1匹が死亡したってニュースがありましたので、駄目かな?と思っていたら駄目でした。
他にはイルカとか、アザラシとかは他の水族館、動物園に一旦避難させるらしいので、できる限り、展示飼育していた生き物を助けて欲しい所ですね。今回の地震で石川県で大規模な停電、断水が発生しているらしく、水族館ももろにその影響を受けている?
のどじま水族館って一番の売りが2匹のジンベイザメだったでしょうから、それが2匹とも死んでしまったことは、水族館の関係者には相当な衝撃だと思います。ネットで調べたら、なぜ?ジンベイザメを助けれなかったか?ってよくあるコメントをみました。
のどじま水族館のジンベイザメが2匹とも死亡らしい。
ジンベイザメを助けることができなかったのか?って話ですけど、私は飼育したことはありませんが、知っている限りではジンベイザメって相当デリケートな魚で巨大な魚です。電気も使えず、燃料もなく、避難して人も居ない状況ではもう、無理でしょう。
せめて、海に逃がすことはできなかったのか?ってコメントも有りましたけど、ジンベイザメを水槽から取り出して、何処かに移動するってのは簡単ではないです。1メートル位の熱帯魚を他の水槽に移動させるだけも本当に大変ですからね。難しいのです。
ジンベイザメを移動させれないのであれば、どうすればよかったのか?って話です。結論から言えば、非常用電源のようなものを用意していて、水槽の管理システムを動かすことができれば、ジンベイザメをしばらく生かすことは出来たのかもしれません。
水族館は非常用電源って全く用意されていないのかな?
ジンベイザメが2匹とも死亡したってニュースを見たら、ジンベイザメの飼育水槽の水位が半分くらいになっていて、飼育水も色が濁ってしまっていたので、これは流石に無理でしょって感じでした。せめて電力だけも確保できれば、話も変わっていたかな?
水槽は当然、垂れ流しのオーバーフロー水槽でしょうから、電力が完全に停止してしまった場合、新しい飼育水が入ってこなくなってしまって、水槽の中の飼育水はどんどん減ってしまったのでしょうね。ただ、映像を見たら水槽の照明はついているっぽい?
地震の後でも、水槽の照明がついているのであれば、非常用電源はあったけど、地震で水槽内の排水システムが破損してしまったのか?、単にジンベイザメが死んだではなくて、なぜ?2匹とも死んでしまったのか?について、詳しく報道して欲しいです。
他のニュースではろ過設備のみが破損したって報道。
気になったので、他ののどじま水族館のジンベイザメが2匹とも死亡したって報道を調べていたら、やはり、水族館内の電力は無事っぽいですね。水槽の照明は点灯しているみたいです。ただし、全てのろ過システムが停止しているらしく、それが原因かな?
これだと、電力の問題ではなく、ろ過システムが地震で破損してしまって、オーバーフロー水槽の水が完全に停止してしまっている状態なので、ジンベイザメを他に移動させるしか方法はなかったという訳で、どうやっても助けることは出来なかったみたい?
ジンベイザメ自体が、毎日、相当な餌を食べる巨大なサメですけど、ろ過システムが完全に停止してしまったら、水質を極端に汚す、大量のオキアミをジンベイザメに食べさせるのも難しくなる訳で、水族館の水槽システム全体を作り変えないと駄目っぽい?
この水族館、復活できるのか?、それくらいのダメージを受けているみたい。ペットを避難所に避難させろって言っている人たちは、できるできないはともかく、ジンベイザメも避難所に避難させてよいのか?、避難させれない生き物を助ける仕組みが欲しい。