今日のニュースで、中国の希少種である、ハシナガチョウザメが遂に絶滅したとの報道がされていました。最大7メートルクラスまで成長するチョウザメのようです。ハシナガチョウザメはみたことが無いのですが、他のチョウザメは釣ったことがあります。
その際はマグロ用のロッドで釣り上げました。体長は2メートルクラスですごい引き、マグロ用のロッドが壊れてしまったくらいだったので、7メートルクラスのチョウザメだと、釣れば凄まじい引きだったのでしょうね。漁師に釣られたのが最後との事です。
中国の長江って、現地で初めてみたときにはこれが川?って思えるくらいに巨大で、水がいつも茶色く濁っているので、とにかくインパクトがある川だったんですけど、こんなに巨大なチョウザメが生息していたとは、しかし絶滅したとは悲しい限りですね。
中国の希少種!ハシナガチョウザメが絶滅!水族館は?
今回の報道で、長江に生息するハシナガチョウザメが絶滅したってあったので、もしかしたらどこかの水族館でハシナガチョウザメの飼育がされているのでは?って思って調べてみたんですけど、見当たりませんね。ちなみにチョウザメの飼育は結構簡単です。
もちろん、水温が低めであること、巨大な水槽や池が必要になるので、簡単に水槽で飼育できる金魚等とは次元が異なる魚ではあるものの、ハシナガチョウザメがそんなに希少種であれば、水族館等で飼育展示をしていれば、まだのぞみはあるのか?って感じ。
日本でも絶滅寸前と言われているビワコオオナマズ等は水族館で管理飼育されており、万が一何らかの理由で自然界のビワコオオナマズが絶滅したとしても、最後の希望を持ってビワコオオナマズの復活に挑戦できる環境なんですけど、中国はそれはないのか?
ハシナガチョウザメが絶滅したのは乱獲と開発?
長江といえば、三国志の赤壁の戦いが有名です。その時代から長期間に渡って生息していて、長江の固有種である、ハシナガチョウザメが今回絶滅しました。まだ、どこかで生き延びでいる個体もいるのかもしれませんが、公式な発表では絶滅が確定してます。
この絶滅原因について調べてみたら、予想通りに乱獲と開発が原因とのことです。中国の開発はメチャクチャやりますからね。自然保護なんかする訳もなく、乱獲もハシナガチョウザメについてはよく分かりませんが、チョウザメと言えばキャビアが有名です。
キャビアとはチョウザメの卵で高級食品として、世界規模で高額で取引が行われています。なので、ロシアなどでもチョウザメはキャビア目当てで乱獲されまくり、生息数が激減しており絶滅寸前と言われています。ただ、こっちのチョウザメは養殖もあり?
確か中国ってカワイルカも絶滅したんじゃなかった?
今回はハシナガチョウザメが絶滅した訳ですが、確か中国って、カワイルカも絶滅したって報道が以前されていたような?、カワイルカも長江の固有種であり最近になって乱獲と開発で絶滅したような気がします。希少な生物がどんどん絶滅している現状。
ただ、中国では大規模な開発が行われているのは事実ですが、それ以上の国土が巨大で長江も本当に巨大な川で濁っている為、川の中の様子は分かりません。ですから、もしかしたらどこかにカワイルカ、ハシナガチョウザメが生息していると思いたいですね。
今後の再発見にかけて、様子を見てみることにしましょう。生物の絶滅については、地球上でこれまで何度もそれが繰り返されており、乱獲などがなくても地球規模の環境の変化で何が起こり、何が絶滅するのか分からない状態です。地球の歴史は偉大です。
過去に絶滅した生物を特集した書籍等も多数あり、殆どを読んでいますが、過去に絶滅した生物ってどれも巨大な生物ばかりなんですよね。環境の変化に弱く乱獲の対象になりやすい等の要因があるのでしょうか?、日本でもメダカが絶滅寸前ってのが笑ない。