今日のニュースで、岐阜県岐阜市の釣り堀で窃盗事件が発生して、犯人が事務所のWIFIとかハードディスクを盗み、その際に電力を供給する電線を切断した為、釣り堀の中で管理していた3000匹の魚が死亡して、被害額は600万円と報道されていました。
魚が絡んだ事件なので気になってニュースを確認してみたんですが、私が利用している埼玉県にある管理釣り場のような巨大な施設ではなくて、小さい室内にプールを設置していて、その中で鯉とかチョウザメを釣る事ができる、規模が小さめの釣り堀かな?
すべての施設内部が報道されていた訳ではないけど、正直、3000匹の魚が死んだというのは相当誇張しているのでは?と感じた訳です。実際に屋外に巨大なイケスのようなものがあった場合、電力切断で魚が死ぬってのはちょっと考えにくいですからね。
岐阜市の釣り堀で窃盗事件!電線の切断で3000匹の魚が死亡?
今回の窃盗事件に関して、もちろん悪いのは窃盗犯で、釣り堀側は被害者であることにかわりはありません。ただ、窃盗犯が捕まったとしても賠償能力も無いでしょうし、盗んだものが数千円が入っている募金箱やWIFIなので、ちょっと疑問点が多いです。
映像内では監視カメラがあり、それを記録していたハードディスクも盗まれたとありますが、この防犯カメラについては、釣り堀の施設が無人になった際に利用するものではなく、営業中に施設内を撮影して、トラブル等の際に使用するカメラだと思われます。
また、破壊された事務所の入り口のドアも、プレハブみたいな安っぽいドアであり、この釣り堀施設は、外部からの窃盗犯に対しての対策は行われておらす、釣り堀を狙ってドアを破壊して、中のものを盗むって考える人もこれまでいなかった感じでしょうね。
クラウドファンディングで救済することはできるのか?
店長の人が、メディアのインタビューに答えていて、従業員(釣り堀の魚のこと)の損害が大きく、悔しいと泣きながら話していたので、こういった強盗事件に対して全く想定していなかったのだと思われます。保険に入っていれば損害は回復できるのですが?
無一文になったみたいな事を話していたので、保険にも入っておらず、どうなるのかな?ってみていたら、動画のコメントなどでクラウドファンディングで助けようって意見がちらほら見られましたが、クラウドファンディングをしてもちょっと厳しいかな?
仮に今回の事件がなくても、この釣り堀は災害などが発生して停電すれば魚が死んでしまうくらいの超過密管理をしているようで、建物も侵入が容易で、外部からの侵入について想定していない経営をやって来ている訳で、また同様の被害が発生するだけです。
これまでは発生しなかったような、窃盗事件が日本で今後も発生する可能性があるということであり、同様の被害者になる経営者が沢山出てくる恐れがあります。これ、日本人の手口ではないのでは?、日本人だと小さな釣り堀なんかに押し入らないでしょ。
今後、どうすれば釣り堀の事業を復活できるのか?
仮にクラウドファンディングをしても、これまでの経営の延長のようなことをやっていたら、また同様の被害が発生するだけですし、事件がなくてもこの管理方法であれば、停電が発生しただけで、魚がすべて死んでしまうような低コストな管理をしています。
バックアップ電源とか、万が一の為に外部の水、地下水などを取り入れて循環させるような仕組みも無いっぽいですね。私が利用している管理釣り場は地下水を組み上げていて、仮に電力がすべて落ちても対応できるようなシステムで運用しているようでした。
なので、クラウドファンディングで資金を集めるにしても、根本的な釣り堀の改装、経営者の危機管理意識の構築、外部からの侵入を想定して警備等、相当な資金が必要になり、この規模の釣り堀でそれを構築して運用するのはかなり難しいそうな感じ?
低コストの運営で事業を再開する場合、大規模な事業拡大とか、防犯設備や管理設備の増築等も難しいでしょうから、外部からの侵入に対応できる防犯カメラシステムを設置すること保険に加入することでしょうか?、日本は治安が悪化して犯罪が増えてます。
まさか、こんな釣り堀で窃盗事件が発生して、数千円の入った募金箱を盗むために、電線を切断までするとは・・・、って思ってもみなかった事件が発生したのが今回の事件です。この店長さんにはなんとか事業再開できるように頑張ってほしいものです。