サメの飼育がしたい相談|ホオジロザメは絶対に無理

先日、マグロの稚魚3000匹中、2900匹を一日で殺してしまった青森の水族館のニュースが報道されていましたが、マグロに限らず、海水魚は飼育や繁殖が大変難しい個体が多く、その中でもホオジロザメの飼育は絶対に無理と言われていて、水族館でも無理。

実際にはかつてホオジロザメの飼育展示をしようとした水族館があり、確かアメリカの水族館だったと記憶していますが、短期的な展示であればホオジロザメも可能だったらしいのですが、長期的な飼育は無理なことが分かり、その後、展示はされていません。

ホオジロザメは回遊系のサメなので、常に動いていないといけないことや、体が大きく凶暴で獰猛ですから、他の魚を襲って食べてしまうこと、飼育員すら襲われかねませんから扱いに難しいのですが、そういったサメの怖さが人気の秘訣である事も事実です。

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サメの飼育がしたい相談|ホオジロザメは絶対に無理。

 

水族館ですら、その飼育が難しいホオジロザメは、ジョーズってスティーブン・スピルバーグの映画で世界的に有名になり、怖いサメってイメージがありますので、今や知らない人は居なくなり知名度も圧倒的に高いのですが、サメは他にも種類があります。

変な頭の形で有名なハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)、イタチザメ、ウバザメ、シロワニ等、どれもサメは巨大で回遊するタイプが多く、後は深海にいるサメとか、ホオジロザメ以外にも魅力的なサメは多いのですが、あくまで見るだけです。

個人レベルで飼育可能な鮫になると、回遊しないサメなら水族館でもおなじみのネコザメなら飼育は容易で価格は1万円前後、回遊するサメならブラックチップシャークが一番お手頃で価格は10万円から20万円位でペットショップで普通に売られています。

 

 

 

個人で飼育しているサメはブラックチップシャークかネコザメ。

 

個人でサメを飼育している人もいますが、その殆どが小型で温和なネコザメ、もしくは同様に小型で温和なブラックチップシャークであり、凶暴で巨大なホオジロザメとかシロワニ、ハンマーヘッドシャーク等を飼育している人は見たことが無いのが現実です。

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一番飼育が容易なのがネコザメで、150cmクラスの水槽内でしたら1メートル前後で成長が止まる感じでしょうか?、価格も安く、飼育も容易で、回遊せずに底でじっとしているサメなので、水槽、オーバーフローろ過フィルター、水槽クーラーがあればOK。

ブラックチップシャークはネコザメよりも大きくなり、水槽内では1.5メートル前後まで成長をしますし、回遊するサメなのでより大きな水槽が必要になりますが、お金の力でなんとかなるサメですから個人でサメを飼育したいのならこの2種類がお勧めです。

 

 

サメの飼育がしたくなったらしながわ水族館へ行きましょう。

 

東京の品川区には、しながわ水族館という水族館があり、大井町駅からバスで直行できて都心にあることから、気軽に行くことが出来るんですが、この水族館にはシロワニが展示されていて、サメの飼育をしたくなったら一度、ここに見に行くのがお勧めです。

シロワニとありますが、ワニのことではなくサメのことで、ホオジロザメと比較するとそれほど大きくはないのですが、最所このシロワニを見た時、怖いって思いましたし、こんな生き物を水槽で個人レベルで飼育するのは絶対に無理だって誰でも感じます。

知名度で圧倒的に有名なホオジロザメの飼育がしたいと思っても絶対に無理なので、サメの飼育にこだわるなら、ネコザメかブラックチップシャークのどちらかが現実的で、それ以上のサメの飼育をしたいのなら、しながわ水族館のシロワニをみて現実を理解。

この考え方でサメの飼育については解決できますので、ネコザメなら120cm水槽以上、ブラックチップシャークなら200cmから300cmの水槽、ただしどちらも奥行きが最低60cm以上を用意できるのか?、維持できるのか?後はお金の問題が全てになります。



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