完全に淡水の環境でフグを養殖する技術、これ以前から興味があって、専門業者に相談をしているんですが、この淡水でフグを養殖する技術はトップシークレットらしくて、全く教えてくれませんので、そのうち自分でも始めようかな?って最近思ってます。
一応、専門機関とか大学の教授、プロの養殖業者等とはツテなどもありますし、他では入手できない餌とか個体なども入手できる環境ではあるのですが、淡水で美味しくて安全なフグを海水で養殖すよりも安定して飼育する環境は本当に秘密らしいのですね。
これは観賞用ではなくて、食用で相当なお金が絡んだ話ですから、以前日本の農家の人が善意で韓国にイチゴの苗を渡したとか社外秘の情報を提供してしまい、そのイチゴを韓国で勝手に栽培された事件もありますので、大きな市場の秘密情報は禁則事項です。
何度お願いしても教えてくれない淡水フグの飼育環境。
お台場のアクアシティーだったかな?、デックスの隣りにある自由の女神像側の商業施設内の2階に、淡水と海水の魚が同じ水槽で展示されていますので、興味がある人は是非見てみるのがお勧めなのですが、海水魚が完全な淡水で飼育できる時代ですね。
この、海水魚でもフグってかなり大きくなる魚なので、タイとかハマチを養殖するくらいの大きな水槽が必要になる訳ですが、淡水で海水魚を飼育できるのであれば、ミナミヌマエビとシャコ等も同じ水槽で飼育できる可能性も全く無い訳ではありません。
業者でも一部の人しか詳細は知らないらしくて、外部には絶対に出さない淡水環境でフグを飼育する設備や飼育方法なんですが、ヒラメも自宅で養殖できるってかなり前にニュースでやってましたし、今後はトラフグも自宅で養殖ってなるのか?気になります。
将来的にアクアリウムは食用の分野も増えるかも?
基本的に水槽内で魚やエビを飼育する場合、観賞用が基本であり、食用って人は殆どいないと思いますし、愛着があって育てている訳ですから、水槽内で飼育している魚やエビを都合よく捌いて食べようって人もいないでしょうけど、将来的にはどうなるか?
今の状態では、アクアリウムの市場が大きくなる要素があまりなく、最近では高額なメダカで新規参入者を呼び込もうとしているのかもしれませんが、恐らくはこの類の新規参入者はかなり早い段階で全滅させてしまい、水槽を手放してしまう人が多そうです。
後、世界的にも機構の変化や人口の増大により食料不足になり、食用として本格的に昆虫を養殖するって話も研究者レベルで出てきていると聞いていますから、今から50年後、100年後のアクアリウムは観賞用ではなく食用として飼育になっているかもです。
海水魚の飼育が純淡水で普通にできるようになると面白そう。
純淡水で海水魚の飼育ができるのであれば、汽水域でしか繁殖できないヤマトヌマエビも、現在のミナミヌマエビのように水槽内で完全放置飼育、及び繁殖ができるようになるかもしれませんから、それが出来るようになればヤマトヌマエビの需要が増えそう。
ヤマトヌマエビはコケ取りエビとしては最強クラスのエビですが、凶暴でメダカやミナミヌマエビを襲ってしまったり、水草までも食害する事もありますし、更には簡単に個人環境で増やせないことから、ミナミヌマエビよりも取り扱いが難しくなっています。
ただし、それが技術的に改善された場合、大きく成長をするヤマトヌマエビはゾエア幼生タイプで大量に増えますから爆発的に増やすことが出来、体が大きいことから食用としても50年後とかに市場に出回ってそうなので、なんか面白そうな妄想が出来ます。
フグを山奥の水槽で繁殖させる・・・、興味がある人は色々とやってみても良いと思いますし、水族館でも飼育が難しいとされるタチウオの飼育や繁殖を個人で成功させると世の中が面白くなりますので、いつもの飼育と繁殖に飽きたら、チャレンジがお勧め。