節電で水温29度の水槽!レッドビーシュリンプは大丈夫?

今月から、東京電力が30%の電気代の値上げを行うらしく、本格的な節電対策をする必要があります。なんでも日本政府は節電対策として2000ポイントを希望者に配布するらしいのですが、一律で5万円とか配布しないと全く意味がない状態なんですよね。

日本政府がポイントに拘るのは、ポイントを利用するシステムの構築や運用をすることによって、税金から自分たちにキックバックされる利権でしょうね。しかも2000ポイントなんか30%も値上げされるのでしたら、意味がないです。自衛するしか無い。

そこで、アクアリウムの中で最も夏場に電力を消費する水槽クーラーの水温を29度に設定して対策をすることにしました。他には対策できる部分がない・・・。LED照明の照射時間を少なくすると、水草に影響が出るので出来ないですし、効果も低いです。

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節電で水温29度の水槽!レッドビーシュリンプは大丈夫?

 

結論から言えば、水槽クーラーの水温設定を29度にしても、メダカとかプレコ等の熱帯魚は問題ありませんし、貝類も特に問題があります。ニホンザリガニとかアジメドジョウ等は大問題ですが、そもそも適正水温が15度なので、こちらは節電は無理です。

この水温29度で問題になる可能性があるのが、水温上昇に弱いエビ類になります。ミナミヌマエビはまだ良いとしても、29度だとギリギリの水温なのは間違いなく、レッドビーシュリンプに関しては適正水温が26度位ですから、3度も水温が上昇します。

レッドビーシュリンプは大丈夫なのか?と聞かれると、水槽クーラーの設定温度を29度にしたから即死するってことはなく、普通に水槽の中をウロウロしています。だったら大丈夫なのでは?って話ですが、長期的にみた場合、ちょっと不安点はあります。

 

 

今後の繁殖産卵や寿命に影響が出るかもしれない。

 

レッドビーシュリンプが水温の変化に非常に敏感であると言っても、それはいきなり水温が上昇した場合の話で水槽クーラーの水温を25度から29度にした場合、ゆっくりと水温が上昇していくので、これが原因でレッドビーシュリンプが死ぬことは無いです。

普通に餌も食べているし、行動もいつも通りです。ただし、長期的にみた場合、レッドビーシュリンプの繁殖や産卵、寿命などに影響が出るかもしれないって懸念はありますので、短期的に見れば問題ないけど、長期的にみた場合、問題があるかもって話。

長期的な問題は、その名の通り、長期的に運用しないと分かりませんし、10月になれば水温もなにもしなくても28度以下になりそうですから、それほど影響はないかもしれませんね。29度だとギリギリで2ヶ月位なら耐えれそうな雰囲気もあるし・・・。

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水槽クーラーの節電対策の水温29度は自己責任で・・・。

 

節電対策で水槽クーラーの水温を29度にする場合は、当然ですが自己責任です。ただ、エビとかニホンザリガニ以外の熱帯魚を含む魚であれば、29度になっても死ぬことはないでしょうし、メダカに関しては全く問題はありません。35度でも平気です。

仮に水槽クーラーの電気代(ゼンスイのZC100の場合)が1ヶ月1000円前後として、30%の値上げなら1300円位になる感じでしょうか?、10台、20台を超える水槽クーラーを運用していない限り、それほどの節電効果は無いかもしれませんが気持ちの問題。

電気代も下がる要因がまったくなく、増税路線を進む世襲議員及びその仲間の官僚たちがやりたい放題やっているので、これから電気代が2倍になる時代もくるかもしれません。水槽の照明に関しては今回の値上げでLEDに置き換える人が沢山出そうですね。

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