日本には四季がありますので、春と秋は大変過ごしやすいのですが、日本の夏は尋常ではなく暑さと湿度の高さで、エアコンが無いと建物内で普通に生活ができなくなる位ですから、当然ながら、水槽に関しても室温や気温に左右されますから、シビアです。
海水魚、熱帯魚、海外原産のエビ等は日本の暑さに耐えれなくなる個体が多く、熱帯魚だから水温が高くても平気なのでは？と思うかもしれませんが、熱帯魚が耐えうる水温を超えてしまうのが日本の夏ですし、水温25度がベストってのにも理由があります。
そこで、暑い夏場でも水槽の水温を25度に設定する為に、お金に余裕がある人達は、マンションの一室全てを水槽展示ルームにして、24時間エアコンをフル稼働させて、夏場の水槽の水温管理を行っていて、特にレッドビーシュリンプではよく見られます。
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夏の暑さ対策で必須？水槽クーラーは購入すべき？
しかしながら、普通の人であれば部屋ごと水槽を管理するとか、水槽のために24時間エアコンをフル稼働させるのはちょっと難しいって人のほうが多いでしょうから、そこで水槽専用の水槽クーラーが出てくるんですけど、水槽クーラーは値段が高いのです。
最近、水槽クーラーの販売価格が値上げされていて、ゼンスイの水槽クーラーZC100αも販売価格が4万円位になっているんですけど、これを私が購入した際には確か、特別セール時に25000円位だった記憶があるんですが、2倍近い価格になってます。
もちろん、セール時の販売価格と通常の価格を比較するのは公平ではありませんけど、その肝心の水槽クーラーのセールも最近は行われなくなったというか、以前のような大幅な値引きがされなくなってしまったので、流石に4万円になると購入を躊躇います。
水槽クーラーがなくてもレッドビーシュリンプは大丈夫？
60cm水槽用で4万円の飼育器具、更には水槽クーラーを購入しても合わせて、エーハイム2213、もしくは水中ポンプも必要になるので、合計で5万円位の予算が必要になりますから、本当に高くて普通の室内用のエアコンすら購入できてしまう価格帯ですね。
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そこで、価格が安い水槽用のファン等を設置して、改造をして出力を上げて、24時間水槽で気化熱を発生させ、水温を下げている人もいるんですが、これも室温が35度、40度前後まで上がっている状態では、無意味ではありませんが焼け石に水なのです。
水温が28度を超えると危ないと言われているレッドビーシュリンプに関しても、水槽クーラー無しで生き残ったって人もいますが、相当に体力が弱っている状態になっているので本来よりも寿命が短くなっていたり、突然死んでしまうなどの状態になります。
60cm水槽なら水槽クーラー無しでも大丈夫？
結論から言えば、日本原産の魚やエビの場合でも、室温が40度を超えるような環境の場合、水槽クーラーがあったほうが良いですが、水量が60リットル位あれば、特に問題なく飼育できているので60cm水槽であれば、飼育している個体によっては大丈夫。
同じような環境で水槽クーラーあり、水槽クーラーなしの60cm水槽を同じ部屋に設置して毎年確認していますけど、それほど影響はないというか、レッドビーシュリンプやインペリアルゼブラプレコ以外は、水槽クーラー無しでも全滅したりはしていません。
水槽クーラーは大変高額な飼育器具であり、購入するとその性能に驚かされますけど、無理して購入する必要もなく、60cm以上の水槽を設置しているのであれば、飼育している個体によっては大丈夫なので、まずは60cm水槽でアクアリウムを楽しむ事です。
日本の夏は大変暑くなり、レッドビーシュリンプだけでなく、ミナミヌマエビすら高温の水温に耐えられず、真っ赤な湯でエビ状態で全滅してしまうことも少なくありませんから、特にエビの飼育をしている場合は水槽クーラーは必須になる事が多いです。
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