簡易的なろ過フィルターとして、水作エイトのライバル商品的な位置づけにあるのが、ジェックスが販売しているロカボーイになる訳ですが、このロカボーイはホームセンターでは、日本全国必ず見かけることがあるくらいの有名なろ過フィルターになります。
ジェックスはホームセンターでの販売ルートに影響力を持っているようで更には水槽セットでもロカボーイを積極的に採用していることもあり、初めてアクアリウムを始める初心者の人であれば、水作エイトよりもロカボーイの方が有名なろ過フィルターです。
ただ、ロカボーイは水作エイトと比較して、濾材の耐久性が弱いという問題があり、後は水作エイトの独特の形状が濾過機能の向上に役立っているとのうわさ話もありますがこちらについては、確実にそれを証明するべくデータが無いとなんとも言えません。
目詰まり?ロカボーイが機能しないトラブルの対策方法。
それでアクアリウムの業界ではロカボーイを使っている初心者の人が多いのですけど、最近ロカボーイが正しく機能していないとか、エアーが出なくなったので壊れてしまったの?って感じの相談を受けましたので、こちらについてご説明したいと思います。
最初にロカボーイからエアーが出なくなった場合の原因としては、エアーポンプが故障してしまったのか、それともエアーストーンが目詰まりをしてしまったのか、不具合の原因はこのどちらかになりますので、最初にどちらなのかの判断をするのが基本です。
エアーポンプが故障している場合、大抵はゴムが破損していますので、動作音が相当うるさくなっていて、エアーチューブをロカボーイから外して、そのまま水槽に入れてみると、エアーが出ているかの確認を簡単に行うことが出来ますので、先ずはその確認。
エアーポンプが壊れている場合はセット品なら新品に交換します。
ロカボーイのエアーが出なくなったとか、エアーポンプの騒音が激しくなった場合、一旦エアーポンプの電源を抜いた状態で、一般的なプラスドライバーで底面のネジを外してケースを開封すれば、内部のゴムパーツが破損しているかどうかが確認できます。
よくある、水槽セットに最初からついている、エアーポンプの場合、大抵が使い捨てで交換用のパーツは用意されていませんので、一旦新しいエアーポンプを購入してから、再度ロカボーイにエアチューブで繋げば、後は普通に可動させることが出来ます。
別途で購入したある程度のパワーのあるエアーポンプの場合は、交換用のパーツが販売されていますので、現在使っているエアーポンプの型番や名称に合わせて交換用のパーツの文言を入れて、ネットで検索をすれば、対応商品がある場合は分かります。
ロカボーイのエアストーンが目詰まりをしている場合は交換対応。
エアーポンプからは通常ではありえないうるさい騒音は出てこないし、中身を開封してもゴムパーツが破損していない場合、間違いなくロカボーイに取り付けられているエアストーンが目詰まりを起こしている状態なので、早急に新品に交換をして対応します。
エアストーンというのは、ロカボーイ本体を分解すると、中央に白っぽいエアーが出てくる粗目のパーツが取り付けられていますが、それがエアストーンになり、大抵は数年も使っているとゴミが詰まってしまって目詰まりをして使えなくなるのが通常です。
エアストーンはホームセンターやネットで2個セットで数百円前後で購入することが出来ますし修理も交換をするだけなので簡単なのですが、ロカボーイでエアストーンが目詰まりをしている場合は、大抵は濾材が使えなくなっているのでそちらも交換です。
エアストーンと濾材を同時に交換する場合、実は新品で同じロカボーイを購入したほうがお得で安いって状況になることも多いですから、一旦Amazonなどでロカボーイ本体の価格と、エアストーンと交換ろ材の価格を確認してみて安い方を購入しましょう。