プラナリアを大量に増やすにはメダカの稚魚とサテライト

アクアリウムを長期間に渡って楽しんでいる人であれば、必ず出てくる問題が、水槽内にプラナリアが発生しているって問題であり、プラナリアは元々飼育している訳でもなく、いつの間にやら勝手に水槽の中に発生しているので、それを見て不快に感じます。

プラナリアというのは、白っぽい小さなナメクジのような生き物であり、水槽のガラス面に沿ってウネウネと不気味に動くことや、その見た目の不快さにより、初めて見た人は寄生虫だと勘違いする人も多いのですが、悪影響のある寄生虫ではありません。

特に水槽の中にプラナリアがいても、何かしらの問題が発生するって事は殆どありえませんので、放置しておいてもよいのですが、この謎の生き物は長期間に渡って安定した管理をしている淡水水槽では必ず発生するので、なにかと謎が多い生き物になります。

 

 

プラナリアを大量に増やすにはメダカの稚魚とサテライト。

 

プラナリアは本当に謎が多い未知の生物になりますので、実は科学者とか大学の研究室などでは広く愛用されている事が多くて、何しろプラナリアは無敵の体を誇っていて、2つに切断すると、なんと2匹のプラナリアに再生をするって特殊能力があります。

4つに切断をすると4匹のプラナリアになり、無くなっている体のパーツが自動的に再生される事により、プラナリアの体を傷つけるとどんどん個体数が増えていくというとんでもない能力があるので、専門分野の科学者がその仕組を研究している訳なのです。

このプラナリアはほしいと思っても簡単には入手ができないことが多くて、欲しい人からどうすれば簡単に大量に増やすことが出来るのか?と相談をされることが多いのですがサテライトの中でメダカの稚魚を飼育していれば、爆発的に増えることが多いです。

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何故?サテライトとメダカの稚魚でプラナリアは増えるのか?

 

正直言って、サテライトの中でメダカの稚魚を飼育していると、何故かプラナリアが爆発的に増えることが多いのですが、その理由はよく分からないので、なんとも言えないのですけど、サテライトだけを空回ししていてもそこまでは増えないのも謎ですね。

プラナリアは何も飼育していない空回しをしている水槽では発生することがなくて、メダカやネオンテトラ等の魚、ミナミヌマエビとかレッドビーシュリンプ等のエビを長期間に渡って安定飼育している水槽でしか発生しない特徴があるので、この辺もヒント?

プラナリアは無敵の体を誇っていますが、実際にはメダカが好んで食べることがあり、食べられてしまったら流石に体を再生するのは不可能らしくてそのまま死んでしまいますので、隔離されているサテライト内で相性が良い稚魚が沢山いるのがよいのかも?

 

 

定期的にプラナリアが必要な場合はサテライトとメダカの稚魚。

 

試しにサテライトの中にメダカの稚魚を30匹位入れて、暫く飼育をしてみたのですが、ウィローモスを若干敷き詰めた環境で回してみたところ、確認をしたらプラナリアが20匹位発生していたので、正直ここまで増えるのを見ていると怖くなりますね。

メダカの稚魚がいなかったらここまで小さなサテライト内でプラナリアが大発生することは殆どありえませんので、プラナリアを捕食しないメダカの稚魚しかいない環境では、プラナリアが大発生しやすい環境があるのでしょうから、結構お手軽環境です。

大学の実験などでプラナリアが安定して必要な場合、サテライトでメダカの稚魚を飼育していれば、プラナリアは安定して増殖していきますが、注意点としてはプラナリアは綺麗な安定した水槽環境でないと増えてくれませんので、その点は要注意になります。

逆に言えば、長期間に渡って管理している水槽にて、プラナリアが全くいない環境というのは、水質があまり良くないとか目視で確認できる部分で活動しているプラナリアはメダカなどに食べられてしまって、確認できてないだけなので、確認しましょう。

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