年末のAmazonの何とかセール?、プライムじゃなくて、えーっとそうそう、サイバーマンデーセールってので買い物をしていた際に、サテライトで有名なスドーが販売しているメダカの浮くネット黒ってイケスを見つけて購入した事は何度か書いてきました。
冬場の寒い時期はサテライトの中でメダカの卵を孵化させようとすると、水温の温度差により卵がカビだらけになってしまったり、生まれたばかりの稚魚が死んでしまうことがありますので、対策としては水槽に直接プラケースを浮かべて対策などを行います。
別に水槽用のヒーターの水温を28度位までアップデートしておけば、ある程度の循環をさせているサテライトなら水温は25度を保てるのでしょうけど、ヒーターに負担がかかって電気代が高くなる恐れが有るので、出来れば25.5度位を限度にしておきます。
スドーメダカの浮くネットは稚魚が全滅するので使えない?
こちらの、スドーのメダカの浮くネット黒って商品は以前購入していた同じ白いネットよりも若干浮力が強い気がしていたので、これは良い商品を買ったかな?と思って追加でAmazonで注文をして水槽に浮かべてメダカの卵を孵化させて稚魚を育ててました。
そして、だいたい一つのイケスに50匹くらいの稚魚がいて、生存率もそれなりですから安心して育てていたのですが、どうやら3日に1匹くらいの親メダカがジャンプをしてイケスの中に侵入してしまうことが分かり、稚魚がその都度壊滅的な状態です。
現在、イケスの中で生き残っている稚魚は10匹前後しかいませんので、一つのイケスで40匹位の稚魚はジャンプをして侵入してきた稚魚に食べられている計算になりますから、ちょっとこのスドーの浮くネットは使えない商品かな?と思い始めました。
スドーの浮くネットは何故?もう一段でも浮力を強くしないのか?
こちらのスドーの浮くネットの構造はとてもシンプルであり、メダカの稚魚すら通過できない細めのネットに発泡スチロールのような浮き輪がリング状に2段になって取り付けられており、それにより水面に浮かぶ構造になっているのですが・・・。
何故?発泡スチロールのリングをもう一段追加して浮力を強くしないのか?、これ商品テストを本当にやっているのか?、それが気になって仕方がないのですが、これだけ親メダカのジャンプによる飛び込みが多発して稚魚が食べられるとちょっと疑問です。
一応、言い訳程度の蓋がついていて、親メダカのジャンプによる飛び込みが嫌なら蓋をすればよいのでは?と思われるかもしれませんが、この蓋はペラペラの透明なプラケースのようなもので、綺麗にイケスにフタをすることなどは到底出来ない訳ですね。
スドーの浮くネットは浮き輪のリングをもう一段追加すれば神商品に?
メイン水槽の水温を調整して28度くらいにすれば、気温が下がってもサテライトの水温は25度を下回ることはありませんから、水槽用のヒーターによる対策をしてもよいのかもしれませんが、本水槽の水温をその為だけに変更するのは愚の骨頂になります。
スドーの浮くネットを使ってみた感想としては、確かに卵の孵化とか稚魚の隔離飼育には最適なのですが、どうしても浮力が弱くて親メダカがジャンプをしてイケス内に侵入してしまい、それで稚魚が食べられまくって全滅をしてしまいかねない状態です。
このスドーの浮くネットは後一段浮力を強くして、発泡スチロールのリングを追加していれば恐らくはサテライトに匹敵する稚魚や稚エビの隔離飼育をする神商品になったのかもしれませんが、現状では親メダカのジャンプによる絶滅は覚悟して使う事ですね。
蓋もあんなペラペラな蓋を追加されてもあまり意味がありませんので、販売元のスドーには後一段浮力を強くして、親メダカが簡単にジャンプをして侵入が出来ないイケスを改良して販売をすれば、サテライトのようなベストセラーになるかもしれませんね。