今月の12月もそろそろ終わりに近づいて来ていますが、最近室内水槽で飼育している今年誕生したメダカたちが毎日沢山の卵を産卵していますので、それが孵化することなく水槽の中で親メダカに食べられている現状を見ると放置ができない状態です。
まあ、別に放置しても良いのですが、室内水槽で親メダカと卵を隔離しない場合、よほど大きな水槽なら別でしょうけど、60cm程度の水槽の場合は、物陰に隠れることができるエビとは違って、メダカの稚魚の場合は100%に近い確率で襲われてしまいます。
メダカの稚魚が襲われるのは孵化した瞬間が大変多い?
室内水槽であっても、親メダカたちが産みつけた卵そのものは案外食べられることなく水槽の水草などに残っていることが多くて、水槽を見ると無事に目玉が2個見える状態でもう直ぐ孵化する寸前まで育っていることが多いのですが・・・。
そのまま放置しておくと、確かに孵化はするのですが、室内環境の水槽でメダカの稚魚が孵化した場合、その瞬間親メダカたちが物凄い勢いで襲ってしまい、孵化して数秒間で餌になってしまう状態になりますので、稚魚が事実上孵化できないのです。
サテライトに隔離したメダカの稚魚がほぼ確実に白カビで腐る。
それで、いつも行っているメダカの卵をサテライトに隔離して、あとは放置しておけな勝手にサテライトの中で稚魚が誕生している状態にしておいたのですが、いつまでたっても稚魚が誕生しないため、気になってしばらく観察をしてみました。
すると、本水槽から隔離したメダカの卵たちがサテライトの中で直ぐに白カビだらけになってしまい、そのまま腐って孵化することがない状態になっていたり、孵化している状態でカビだらけになって死んでいる状態になっていました。
その為、メダカの卵から稚魚が孵化することが全くなかったわけなのですが、普段通りにやっていて水温も25度に設定しているので、なぜこうなったかを確認する必要が出てきます。
夏場と違い寒いので水温が原因ではないかと考えるのが妥当な判断?
サテライトの中に設置している水温計は常に25度を表示しているので、見た目上は水温の問題はないのですが、どう見てもサテライトは急激な温度変化に強い構造ではありませんので、もしかしたら、夜間などの急激な寒さで水温にムラができているのでは?
そこで、サテライトではなくて、透明の漬物の容器などを利用して、それを水槽に浮かべて、本水槽の中から卵を拾ってその中で孵化させてみることにしたのですが、これなら水温は本水槽と同じになるので、サテライトとは異なる結果になるかを確認します。
次回に続きます。