12月になると急激に気温が低くなる為、それに合わせて水温も下がりますから、水槽の環境によっては水槽用のヒーターが必要になることもありますし、日本原産のメダカやミナミヌマエビであっても、ヒーターがあった方がより快適そうに見えます。
水槽の水温を高くする場合、水槽用のクーラーでは水温をあげることはできませんので、水槽用クーラーを設置している環境であっても、別途に水槽用のヒーターが必要になりますので、その点は要注意といった感じでしょうか?
水槽用ヒーターにカバーを取り付けた方が良いの?
ここ最近では水槽用のヒーターに最初からカバーが取り付けられている商品も多くなってきていて、ヒーターを取り付けなくてもそのまま使えるようになってきているのですが、昔は水槽用のヒーターカバー自体があまりありませんでした。
水槽用のヒーターというのは水温を高める為に、熱を出しているわけですが、そのヒーターに魚やエビが触れてしまったら火傷をしてしまって、怪我をするとか死んでしまうと言ったイメージがある為、多くの人がそれを心配しているかと思います。
実際はヒーターカバーはあまり必要ない?
冬場にヒーターを入れた水槽を見ていればよくわかるんですけど、ヒーターに電力で熱が発生されている時、もやーっとした湯気のような熱風が水槽の中に出るかと思いますが、その状況であってもエビなどは普通にヒーター付近でうろついています。
オトシンクルスやオトシンネグロなども、ヒーター付近で何事もなくじーっとしている感じですから、正直言ってヒーターカバーというのは、魚やエビが熱で火傷をしてしまうのを防ぐ意味があるのかどうか?と言った話になりますね。
かつては、ヒーターはそのまま白い本体むき出して水槽に放り投げていたものだったのですが、最近ではヒーターにカバーをつけて水槽のガラス面に貼り付けるのが主流になってきていますので、そちらの方が重要なのかもしれません。
ヒーターカバーは見た目とレイアウトの管理の方が重要。
基本的に水槽用のヒーターカバーというのは、魚やエビが火傷しないなどではなくて、水槽の見た目をよくするとか、レイアウトの管理をする際に邪魔な人工物であるヒーターを水槽の底に固定しないといけない問題から解放される役割の方が多い感じでしょうか?
もちろん、水槽用のヒーターで魚やエビが絶対に火傷をしない訳ではないとは思うんですが、そこまでぼけっーとした魚やエビもいないでしょうし、沸騰するくらい熱が入る訳でもありませんので、必要以上にシビアになることもないかと思います。
ヒーターにカバーをしている場合としていない場合、水槽の見た目と管理の手間暇が全く変わってきますし、ヒーターカバーの内側は稚エビの隠れ家にもなりますので、可能であればヒーターに専用のカバーはつけておいた方が良いかとは思います。