高価過ぎるエーハイム2213の購入に迷ったら長期運用を考える

アクアリウムを始める人の大半が、最初は30cm水槽、60cm水槽を購入してから始める人が多く、通常はいきなり90cm以上の大型の水槽を購入する人は殆どいませんので、日本の住宅事情がかなり厳しい問題であることがよく分かるのですが60cmがお勧め。

実際にホームセンターのアクアリウムコーナーに行けば分かりますが、60cm水槽用の飼育器具が圧倒的に多く陳列されていて、30cm水槽、45cm水槽ようの飼育器具よりも売れている60cm水槽の飼育器具のほうが価格が安くなっていることもよくあります。

そこで、60cm以下の水槽の管理をする場合、お勧めするろ過フィルターはエーハイムの2213になるんですけど、このろ過フィルターをお勧めした際に、殆どの人から帰ってくる言葉が、え?これ10000円位するんですか?高すぎて買えませんって返事です。

スポンサードリンク


 

 

高価過ぎるエーハイム2213の購入に迷ったら長期運用を考える。

 

一般的に考えて60cm水槽が2000円位で購入できる時代に、ろ過フィルターだけで1万円は相当高額に感じるかもしれませんし、実際に他にもナチュラルフローパイプも別売りで、濾材も別売りになっていることが多く、高い価格なのは間違いありません。

しかし、エーハイム2213は購入すれば使い方を間違えない限り、10年以上普通に利用できる高い耐久性と信頼性、省電力で高いろ過能力を有しており、交換用のパーツもせいぜいウールマットくらいで他は使い回しで出来ることから、実は高くはありません。

その場の購入金額だけを見れば高いと感じるかもしれませんが、5年、10年と水槽を管理する予定であるなら、外掛けフィルターとかスポンジフィルターを使い続けるほうが長期的にみてコストがかかる選択肢になるので、長期運用なら割安なろ過フィルター。

 

 

エーハイム2213が世界的にベストセラーな理由はオンリーワンだから。

 

エーハイム2213は60cm以下の水槽用に設計されているろ過フィルターであり、ろ材コンテナを使った場合はろ過容量は1リットル前後しかありませんが、ろ過容量はサブフィルターの追加で容易に行えるので合計すると4リットルの濾過容量まで増やせます。

スポンサードリンク



それに省電力で見た目のデザインも室内においておいて違和感なく設計されており、騒音も殆なくろ過能力も十分すぎるくらいある訳ですから、エーハイム2213が世界的なベストセラーになるのは必然とも言える理由がありオンリーワン的なろ過フィルター。

通常、上部フィルターや外掛けフィルター等は容量を追加で増やすことが難しく、水流が強いとメダカなどの小さな魚は死んでしまいますので、水流を弱くしようと思っても簡単には出来ないのですが、エーハイム2213ならその辺りも容易に調整が可能です。

 

 

短期間で水槽を手放すならお勧めできないエーハイム2213。

 

スポンジフィルターは価格が一見安く見えますが、それでもテトラの大きいやつで2000円以上しますし、スポンジフィルターは1年から2年位で寿命が来るので、10年間運用する場合は大雑把で5回ほど買い替えをしないといけませんしポンプも同様です。

外掛けフィルターは本体が3000円前後ですが、濾材が専用ろ材になっており、これを永遠に買い替えしないといけない設計になっているので、長期間の運用になるほどコストが掛かり、ろ過能力は2213と比較するとかなり弱く、正直オススメが出来ません。

短期間で水槽を手放すのであれば、価格が1万円前後のエーハイム2213は相当割高な飼育器具になるかもしれませんが、5年、10年と水槽を管理する予定であるなら、最初からエーハイム2213を購入したほうがお得になりますし、濾過性能も高くなります。

エーハイム2213にも致命的な欠点があって、水を極端に汚すプレコや金魚などの飼育をする場合、最低でも毎週メンテナンスをするか3台位2213を追加して濾過容量を上げないと目詰まりをして水質が悪化してしまうので、その場合は上部フィルターです。



スポンサードリンク





Updated: 2018年9月21日 — 11:17 AM