そろそろ年末年始の大連休で2週間位海外に行かれる方も居るかもしれませんが、その際に一番心配になるのがペットの餌やりや管理であり、犬や猫を室内で飼育している場合、流石に2週間も放置していると虐待になりますので、プロの専門施設に預けます。
犬や猫の場合は、専門施設にお金を払って預けると、その間の管理をきちんとしてくれますから後はお金の問題だけになるんですけど、水槽の中で飼育している魚やエビの場合、そのように預けれるような施設もないので、管理者が管理しないといけません。
管理をすると言っても、自宅内に誰もいなくなる訳で、管理のしようがありませんので、その間はすべての管理を自動化してから餌を自動で水槽に投入しておき、照明やろ過フィルターの管理も全て自動化をして、無人で水槽を稼働させる必要があります。
年末年始の留守の間にエーハイムオートフィーダーは必要?
では、実際に12月29日から来年の1月7日まで、ドバイやアメリカ等、海外旅行に長期間出かける場合は水槽の管理方法はどうすればよいのか?、餌の管理はどうすればよいのか?と言った話になった場合、エーハイムオートフィーダーが必要でしょうか?
実は、魚やエビなどは1週間、2週間程度の留守であれば、成長している個体は餌を全く与えなくても死ぬことはありませんので、特別注意する必要性もまったくないので、特にろ過フィルターと照明だけが自動で管理されていれば何もしなくても大丈夫です。
必要であれば、エーハイムオートフィーダーを水槽に設置していれば、定期的に餌が水槽に投入されますから安心に越したことはないのですが、焦ってエーハイムオートフィーダーを設置してテストをしないと逆にトラブルになってしまうことがあります。
急いでエーハイムオートフィーダーを設置した際のトラブルとは?
ちなみに、エーハイムオートフィーダーと言うのは、外部式ろ過フィルターのエーハイム2213等で世界的にも有名なエーハイムが発売している水槽専用の自動えさやり器であり、これを水槽に設置することによりタイマー制御で自動で餌やりを実現出来ます。
年末年始の大型連休で旅行に行く前に、急いでAmazon等でエーハイムオートフィーダーを購入して普段使っている餌をセットしてから安心して出かけていると、帰宅すれば水槽の魚やエビが全滅していた・・となる場合もありますから、注意が必要なのです。
その原因は、餌の投入テストを十分に行っていないことであり、エーハイムオートフィーダーを使ってみるとわかりますが、調整を間違えると一気に大量の餌が水槽に投入され続けてしまし、それが原因で水槽のみが極端に悪化してしまうって状態になります。
稚魚の飼育だけは注意が必要でエーハイムオートフィーダー必須。
ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプの場合、別に餌を与えなくても照明さえ稼働していれば水槽内にかってに発生する微生物や苔などを食べてくれますから、実は普段から餌を与える必要はないのですが、魚の場合は、稚魚の飼育だけは注意が必要です。
その理由は、メダカの稚魚、ネオンテトラの稚魚、インペリアルゼブラプレコの稚魚等を育ててみれば分かりますが、毎日何度も餌を与えないと体が小さすぎて簡単に餓死をしてしまう事が多く、1週間、2週間も留守にすると100%稚魚が全滅してしまいます。
その為、稚魚の飼育をしている人は稚魚ごと管理能力がある誰かに預けるか、エーハイムオートフィーダーをセットして自動的に餌を与える必要があるのですが、稚魚の餌は大変細かいので、エーハイムオートフィーダーの調整が難しいという問題があります。
基本的に、水槽内で飼育している成長している魚やエビの場合、年末年始の海外旅行の際も餌やりを木にする必要はまったくないので、エーハイムオートフィーダーは不要ですが、唯一例外的に稚魚を育てている場合は、よく考えてから旅行にいくのがお勧め。