大磯のホテイアオイが全滅|バケツと赤玉土は元気モリモリ

既に12月も後半に差し掛かっている為、深夜早朝は大変冷え込んでいますが、それに合わせて屋外水槽に浮かべていたホテイアオイたちも環境によって大きく状況が異なっていますので、そちらについてご説明したいと思います。

寒くなると、ホテイアオイの越冬に関する検索が一気に増えてくるのがいつものパターンなんですけど、ホテイアオイは室内環境ではメタハラをフル稼働でも差せない限りは育成することが出来ませんので、事実上屋外水槽限定のお話になります。

メタハラというのは、簡単に言えば車のヘッドライトのように極端に明るい高出力の照明のことであり、価格も高額ながら当然電気代も高額になりますので、通常はミドリイシなどのサンゴの育成や、貴重な水草の育成に積極的に用いられています。

 

 

大磯を敷き詰めた水槽のホテイアオイは全滅しました

 

屋外には色々な環境の水槽を用意しているのですが、その中でも一般的な魚の飼育の底物としてよく使われる大磯を敷いている水槽に浮かべていたホテイアオイは完全にドロドロに溶けてしまっていましたので事実上の全滅になります。

大磯水槽に関しては、底面濾過フィルターを設置している水槽、大磯のみを敷き詰めている水槽と分けているのですが、濾過フィルターの設置の有無に関係なく、ホテイアオイはその原型を止めていませんでしたので、越冬には全く向いていないと言えます。

ちなみに全ての屋外水槽に設置しているホテイアオイですが、何年間も屋外で越冬をしてきた一つのホテイアオイから今年の夏に株分けされた個体であり、遺伝子的にも同じようなものでしょうから、越冬実績があるホテイアオイであっても難しそうです。

 

 

荒木田土のドジョウ水槽のホテイアオイは大変健康的でツヤツヤ。

 

既に12月の中盤に入っていて、大磯系の水槽のホテイアオイは全滅してしまったのですが、それとは引き換えに、荒木田土のホテイアオイはとても元気にツヤツヤ光っていて、その他の浮き草も健康体そのものになりますので、やはり荒木田土は凄いです。

荒木田土と同じくドジョウやヒメタニシ、ミナミヌマエビもその水槽で飼育している為、実際の田んぼとにたような環境になっているのでしょうけど、毎年、荒木田土の水槽でホテイアオイが越冬できなかったケースはありませんから田んぼは偉大です。

特に何もすることなくて、ホテイアオイを荒木田土の水槽に浮かべているだけでこれですから、越冬させたい人がいるのであれば、今からでもホームセンターに行ってホテイアオイの越冬用に荒木田土を購入しておくと間違いはありません。

 

 

何だかよく分からないけどバケツ水槽のホテイアオイも元気のようです。

 

荒木田土の水槽の場合、その土の栄養などがホテイアオイによいのは容易に想像ができるのですけど、今回驚いたのは、ベアタンクで何も敷いていないバケツ水槽に浮かべているホテイアオイがすこぶる健康的に育っていることです。

大磯の水槽のホテイアオイが全滅している状況で、何も敷いていないバケツ水槽のホテイアオイが健康的な理由はよく分からないのですが、バケツを用意するだけならコストもかかりませんので、ホテイアオイ用にバケツを検討するのもアリかもしれません。

ちなみに、バケツ水槽で飼育しているのは今年誕生したメダカ達とピンクラムズホーンだけです。