ミナミヌマエビやメダカの飼育をしていると、最初はすぐに死んでしまって飼育に何度も失敗していても、次第に飼育のコツが分かってきて水槽の環境が安定してくれば、単独飼育だと必ず増えすぎて困る状態になりますので、バランスよく飼育を行います。
バランスよくと言うのは、ミナミヌマエビだけを単独飼育せずに、メダカもある程度水槽に入れておくと、ミナミヌマエビが爆発的に水槽で増え続ける状態にはなりませんし、メダカにしても一定の卵のみを隔離して後はあえて放置するなどの方法です。
一度でもメダカやエビが生息しやすい環境を作ると、後はその環境を維持するだけだけの最低限度の水換えやメンテンナス、餌を与えるなどだけで済みますし、安定して一年中産卵を行うようになりますので、産卵をしやすい環境を作るのはとても重要です。
エビやメダカが産卵しやすい水槽環境の作り方|水温編。
エビやメダカが産卵をしやすい水槽環境を作る方法は実はそれほど難しくなくて、単純に水温の管理をすることと、照明の管理をすること、ろ過フィルターを強力にすることだけですから、それさえできれば誰でも簡単飼育を繁殖をすることが可能です。
アジアアロワナとかアマゾン淡水エイの飼育や繁殖を行うわけではありませんので、巨大な水槽やろ過フィルター、エアコンで空調管理されている部屋などを用意する必要性はありませんが、出来れば水槽クーラーはあった方がよいのですが若干高価です。
最初に水温の管理から考えれば、冬場は水槽用ヒーターがあれば良くて、夏場は水槽クーラーがあれば完璧であり、この2つの水損を管理するセットがレッドビーシュリンプでも快適に飼育と繁殖を行うことが可能になりますので、出来れば揃えたい所です。
水槽ヒーターと水槽クーラーの購入価格は10倍でも電気代は同じ。
60㎝水槽用なら水槽用ヒーターは3000円位、水槽クーラーはその10倍の30000円位の購入コストがかかりますので、水槽クーラーが大変高いように感じるかもしれませんが、実際には電気代は両者も毎月1000円位になるので維持費は殆ど変わりません。
水槽用ヒーターはニッソーのヒーターなら20年以上故障せずに使えていますし、ゼンスイの水素クーラーZC100は購入してから4年位?だとは思うのですが、こちらも故障をすることなく、普通に稼働していますのですぐに壊れるものではないかと思います。
必ず壊れない事を保証する訳ではないのですし、中には初期不良に該当する壊れやすい水槽ヒーターや水槽クーラーもあるかもしれませんが、これまでにそのようなすぐに壊れる水槽ヒーターや水槽クーラーを見たことがありませんから大丈夫でしょう。
価格が30000円前後の水槽クーラーを購入したほうが良いのか?
水槽クーラーも最初は60㎝以下の水槽に適合しているZC-100でも価格が30000円前後しますので水槽用の飼育器具の中でも最も高い価格帯にはなるのですが、購入しておけば金魚やメダカなどの飼育にも使えますし、インペリアルゼブラプレコにも使えます。
逆に水槽用のヒーターは価格が3000円前後なので買いやすいですから、多くの人が購入していると思いますし、熱帯魚の越冬やメダカやミナミヌマエビを冬場でも産卵させるためには、水槽用のヒーターが必ず必要になりますので是非購入しましょう。
エビやメダカが産卵をしやすい環境の一つとして、水温の管理があるのですけど、元々日本に生息をしているエビやメダカであっても、一年中水温を25度から28度に設定をして飼育をすれば、年中産卵をしていますので、水温の維持はあった方が良いです。
水槽クーラーについては、出来れば購入しておけば、夏場の極端に暑いときでも室内の水槽の水温が設定している温度以上になることはありませんで、エビやメダカも安心して過ごすことが出来ますし、その安心が産卵活動につながるというわけです。