ここ最近、しばらくは水槽の管理ができなかったので、エーハイムのオートフィーダー完備、更にはエーハイムの濾過フィルター、水槽クーラー、水槽ヒーター、タイマー管理のLED照明をフル装備した水槽で完全放置で管理していたのですが、問題発生です。
オトシンネグロ、プレコ、エビ、メダカなどの飼育水槽は数カ月間の完全放置でも問題なかったんですけど、ドジョウ水槽には致命的な問題が発生していたようで、ドジョウの尾びれや顔、胸ビレなどは白くなってボロボロに溶けて、白い点も全身に発生です。
いわゆる、白点病と尾腐れ病が同時に発生している最悪の状態です。シビアな管理が必要な魚だったら既に死んでいるであろう状態ですが、ドジョウは生命力が高いこともあり、なんとか生きていたようです。南米ウィローモスが水槽全体に増殖してました。
ドジョウの尾腐れ病と白点病を簡単に治す3つの方法。
10年くらい前ですかね?、以前にホームセンターで複数購入して屋外で放置飼育していたドジョウの唯一の生き残り個体ですし、このドジョウが致命的な状態だったこともあり、問題を発見してからはドジョウの尾腐れ病、白点病を治す対策を行いました。
1つ目の対策は、魚の病気回復の基本である毎日定期的に、水槽の半分くらいの飼育水を交換することです。水槽内の魚が尾腐れ病、白点病になっているのを発見すると、水槽の飼育水がすごく汚染されていて、怖い病原菌が発生していると思ってしまいます。
ただ、通常の水槽内にも少なからず病原菌は発生しており、健康な魚は免疫力で病気の発生を防いでいるからで、水槽内の飼育水を特に怖がる必要はありません。風邪とかインフルエンザみたいなものなので、飼育水を毎日交換。回復してきたら週3回交換。
ドジョウの病気を治すには南米ウィローモスを撤去?
今回、ドジョウが病気になっているのを発見した水槽では、異常とも思えるくらいに南米ウィローモスが爆発的に増殖していました。それでドジョウの確認ができずに病気になっている事も分かりにくかった事もあります。通常、ここまでの増殖はおかしい?
南米ウィローモスが爆発的に増殖できる環境、いわゆる水槽の状態が良い環境になっていると、放置しておくと南米ウィローモスはジェラシックパークのジャングルみたいな状態で爆発的に増えていきますが、通常は水槽内全体を覆うレベルまでは増えません。
しかし、今回、ドジョウの水槽では南米ウィローモスが水槽内全体に増殖していたこともありドジョウが殆ど、動けないような状態になっていました。これが相当なストレスになっていると判断して、南米ウィローモスの90%以上をゴミとして処分しました。
ドジョウの病気を治す謎の流木?大型流木を投入。
ドジョウの白点病、尾腐れ病を治すためには、1つ目はドジョウの状態がある程度良くなるまでは毎日水換えを行う。2つ目は水槽内の水草を90%以上除去する。最後の3つ目はプレコの飼育水槽に入れている大型流木をドジョウの飼育水槽に投入するです。
なぜ?、プレコの水槽に入れている30cm以上の大きさの大型流木をドジョウの水槽に入れるのか?と言えば、理由簡単でドジョウが落ち着き、相当なストレスを軽減する効果があるからです。大型流木はドジョウが好む暗い色の流木で隠れ家として最適です。
その為、尾腐れ病、白点病を同時に発病して全身血まみれ、尾びれや胸ビレが白く溶けてしまっているドジョウのストレスを軽減させることが目的になります。この3つの対策を行った結果、ドジョウの体から充血と白点病は消えました。後は尾びれかな?
尾腐れ病の進行が進んでいると、尾びれ、胸ビレが等が溶けてしまって、殆どなくなってしまうことがあります。また、その症状によっては、完全回復しない場合、回復に時間がかかる場合もありますので、こちらの症状についてはもうしばらく様子見です。