ドジョウがホテイアオイの上で謎の集団自殺?

ある日水槽を見てみると、ホテイアオイの上にドジョウが乗っかっていて、集団自殺している?といった、不思議な現場をみることがありますが、初めてこの風景を見ると、ドジョウが全滅している・・・、と思って焦ってしまうことがありますが大丈夫です。

実は、ドジョウがホテイアオイの上に乗っかって寝ているとか、頭はホテイアオイの根っこあたりに突っ込んでいて、体をホテイアオイの葉っぱの上に乗っけて、くつろいでいるとか、別に死んでいるわけではないので、ドジョウに触るとすぐに動き始めます。

ドジョウは他の魚とは違い、水の中に入っていなくても、体が濡れていれば死ぬことはありませんし、頭だけを水に突っ込んで、体だけをホテイアオイの葉っぱの上に乗っけて、ボケーッと休んでいても全く問題がないのですが、見た目は異常な光景ですね。

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ドジョウがホテイアオイの上で謎の集団自殺?

 

基本的にドジョウは、臆病な魚なので、体がなにかに隠れているとか障害物などに触れていないと、メンタル的に不安になる、ボケーッとした顔を見ると想像はできませんが、結構、神経質な魚ですから、不安になるとホテイアオイの上に登ったりします。

また、ホテイアオイの根っこに体を絡ませて顔だけを葉っぱの上に乗っけていたりと、普通に見れば、死んでいるのでは?、としか思えないような行動を取るのもドジョウですが、田んぼの水が無くなったら土の中に潜って冬眠をして生き抜く強さもあります。

ですから、ドジョウがホテイアオイ上で集団自殺をしている?と驚いてしまって、ドジョウたちに触ってしまうと、ドジョウのほうが驚き、あわてて飛び跳ねてジャンプをしたり、水の中にもぐったりしてしまい呼吸が暫く荒くなるのでストレスが掛かります。

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ベアタンクの水槽でドジョウを飼育していると見られる?

 

基本的にドジョウを飼育する水槽では、荒木田土や黒土、ソイルなどを敷き詰めた環境が理想なのですが、今年は荒木田土の劣化が著しく早く、早い段階でドブになってしまってドジョウが全滅しかかったので、その後はベアタンクの状態で水槽管理してます。

ドジョウは本能的に田んぼの土に潜って生活をする臆病な魚になりますので、ベアタンクで隠れる場所がないと、不安になって仕方がなくなり、一匹のドジョウが水面に出ていき、ホテイアオイの葉っぱの上に乗っかると、一斉に他のドジョウも真似をします。

本当に臆病で神経質な魚ですから、何も隠れる場所もなく、潜る土すら無いベアタンクの水槽では、ドジョウは定期的にストレスを解消する為に、ホテイアオイの根っこあたりに体を突っ込ませてそこで休んだり、葉っぱの上に乗って、休んだりする訳です。

 

 

ドジョウの飼育には荒木田土や黒土が最適なのです。

 

これまでは、純度100%の荒木田土の環境でドジョウの飼育をしてきたのですが、最近の気温上昇等の影響もあるのか?、予想よりも劣化が早く、あっという間にドブ化してミナミヌマエビやメダカは全滅、ドジョウやタニシですら死んでしまったのが今年。

なので、配合割合としては、黒土もドジョウの飼育には適していますので、荒木田土だけではなく、荒木田土とか黒土なども配合してみて、ドジョウが好む不安になったら土の中に潜れるという環境を作り、なるべくストレスが掛からない水槽にする予定です。

ドジョウは普段から体の一部、もしくは全体を土の中に埋めていると、落ち着く魚で、寒くなると土の中に潜る等、そういった行動が全く出来なくなり、隠れ場所もない状態になると、メンタル的に不安になるようで、ホテイアオイでリラックスをする訳です。



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