ドジョウが上下に動きまくって落ち着かない|原因と対策

メダカやミナミヌマエビなどよりも更にマイナーなペットと言えば、日本原産のドジョウがそれに該当するかと思うのですが、ドジョウの飼育自体がマイナーなアクアリウム業界の中でも更にマイナーな分野になるのではないでしょうか?

更に、ドジョウの繁殖まで行っている人になると、専門業者でないのであれば、殆どいないのではないかと思われますので、この辺りもメダカやミナミヌマエビとは大きくさを開いてマイナーな魚になるかとは思います。

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ドジョウの飼育はブクブクだけでも構わないの?

 

このドジョウなんですけど、ホームセンターなどに行けば、大抵1匹100円位で売られている事が多くて、水槽ではなくてタライなどの中に、ぶくぶくを放り込んだ状態で売られていますから、上から眺める事がより多くなります。

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普通の魚であれば、この様な管理方法をしているとあっという間に死んでしまいますから、ペットショップやホームセンターでは、大半の魚は水槽の中で展示販売飼育をしています。

しかし、ドジョウの場合は大変生命力が強いので、ペットショップやホームセンターの販売用の個体であっても、タライの中で適当にブクブクを放り込んでいる状態でも構わないのです。

通常、ブクブクというのは水作エイトなどを指すことが多いのですが、本当に空気を出すだけのエアーストーンだけを使って、ドジョウの水槽を管理していることも多いですから、ろ過装置自体が全くない状態であることもよくあります。

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ドジョウは強い生命力とは裏腹に結構繊細な魚です。

 

1匹100なら別に購入しても良いかな?と思って、適当に購入して自宅に持ち帰り、ドジョウですから適当に水あわせをして水槽に放り込んでおけば、特に死ぬことはないのですが、この初期導入の際にはドジョウ特有の注意が必要になります。

ドジョウは見た目やその生命力とは異なり、結構繊細な感覚を持っているらしくて、環境がガラッと変わると、驚いて落ち着きがなくなり、水槽の中を上下に行ったり来たりしたり、水槽の中を延々と泳ぎまくったりする事があります。

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ドジョウ自体空気を吸うために、水面と水槽の底を移動することはありますけど、あまりに頻繁に上下に移動している場合はそれではなくて、純粋に環境が変わりすぎてドジョウが危機感などをもち、水槽内を動き回る事になります。

 

 

ドジョウの新規導入時に注意しないといけないことは?

 

ですから、一度水槽の環境に馴染むまでは、ドジョウが不審な動きをしていてもそのまま放置しておけば良いのですが、ここで一点だけ重要な注意点があるのでそちらについてご説明します。

ドジョウの導入時に一番注意することなんですけど、この環境が変わった際に水内を動き回っている場合、そのままジャンプをして水槽から脱出を試みることが大変多いため、翌朝になるとそのまま水槽の外で干からびている事故が本当に多いのです。

新規にドジョウを水槽に投入した際に、ドジョウが上下に移動しまくっているとか、水槽内を頻繁に泳いでいる場合は、蓋をして対策をするか、背が高い水槽を使って水を控えめに入れておくかをしておいたほうが無難と言えます。

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一度水槽環境に馴染むとイメージ通りのドジョウになります。

 

その後に水槽環境に馴染んでくると、ドジョウらしく水槽の底でじっとしていて、特に泳ぎまくることもなくなりますし、ジャンプをすることもなくなりますので、そうなるまではジャンプによる事故死が大変多いことを覚えておき、対策をする様にしておくとよいですね。

ただし、1匹100円前後で流通しているドジョウですから、そこまで考えて管理をしない人も多いですし、ジャンプして死んでしまったら、もう飼育自体をやめてしまう人も多いのがマイナーなドジョウといった感じでしょうか?

アジアアロワナが水槽からジャンプをして死んでしまったら、飼育者は大騒ぎをするのでしょうけど、ドジョウの場合は誰も騒ぐことなく全てが終了してしまいますので、希少価値がない魚であるドジョウは死なせないことが肝心ですね。



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