水槽のコケ取り要員にお勧め|ブロンズプレコ

水槽を購入してアクアリウムを楽しむようになると、最初はメダカとかネオンテトラとか、安くて丈夫であるメジャーな魚の飼育から始めることになる人が多いのですけど、暫くすると他の魚も同じ水槽で飼育したくなります。

多分、いきなりアジアアロワナであるとか、ブラックアロワナの飼育から始める人はいないと思いますし、アジアアロワナなどの場合は、水槽の設置や管理は専門業者に依頼すれば良いとして、ブラックアロワナの場合は大抵すぐに死なせてしまいます。

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アロワナを初心者が飼育するのはやめたほうが良い?

 

ブラックアロワナの稚魚は頻繁にペットショップで結構お手頃な価格で売られている為、ついついそれを購入してしまう初心者の方もいるのですが、実はブラックアロワナの稚魚の飼育は水の管理が難しい部類なので、初心者の方には適切ではありません。

アジアアロワナについては、価格が高すぎる為、普通の人が最初に稚魚で30万円くらいの価格で売られているアジアアロワナを購入しようとは思わないでしょうから、大抵はメダカとかネオンテトラなどから飼育を始めることになります。

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初心者の方が水槽に追加するのは底物である事が多い?

 

その際に、追加で魚を飼育する場合、底物のコリドラスなどを購入する人も多いのですけど、水槽内の積極的に苔を食べてくれるプレコを掃除要員として水槽に追加しようと思う方もいらっしゃるかもしれません。

水槽の苔というのは必ず発生しますので、定期的な掃除が必要になってくるのですけど、ミナミヌマエビもそうなんですけど、その苔を食べてくれる生き物が水槽の中にいれば、当然ながら掃除の頻度も下がりますので大変助かる訳ですね。

 

 

コケ取り要員として最強なプレコを購入時には要注意。

 

プレコの食欲は半端ではありませんので、水槽内の苔を本当に綺麗に食べてくれますから、コケ取り要員としては大変優秀なのですが、その分フンも大量に排出して水を汚すこと、更には種類を間違えると巨大化して手に負えなくなる事に注意が必要です。

セルフィンプレコ、サッカープレコといった名称で売られているプレコについては、30cm以上の大きさに成長しますから、120cmクラスの大型水槽をお持ちの方以外は手を出さないほうが無難です。

この類のプレコは成長すると性格も相当攻撃的になりますので、必ず小型水槽で飼育をしている他に生き物とのトラブルになりますので、大型水槽専用になります。

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インペリアルゼブラプレコはコケ取り要員として使えない?

 

そこで、大きくならないお手頃なプレコがいないかといえば、見た目もゼブラ模様で大変綺麗であり、小型で寿命も長いインペリアルゼブラプレコがプレコ業界の頂点としている訳なのですが、このプレコは価格が大変高い為、初心者の方にはお勧めはできません。

ついでに、インペリアルゼブラプレコは基本的に苔を食べませんので、掃除要員としては期待ができませんから、コケ取り目的であればお勧めができないプレコになります。

 

 

コケ取り要員なら大きくならないお手軽なブロンズプレコがお勧め。

 

では、どのプレコがいいのかと言えば、ブロンズプレコでしたら、大きくならないですし、コケ取り能力も高いうえに、一匹千円前後と価格もプレコの中では比較的安い為、のっぺりとした頭のデザインに好き嫌いはありますけど、お勧めできるプレコです。

ブロンズプレコは水槽内の苔を積極的に食べる事や、成長しても大きくならない事、飼育が容易な事、価格が安く入手しやすい事などから、コケ取り要員として大変お勧めなのですが、ブロンズプレコ特有のトラブルもありますので、次回はそちらについて書いてみます。