ブロンズプレコの飼育|縄張り意識が大変強い魚なので注意

ミナミヌマエビやメダカに限らず、ネオンテトラなどの熱帯魚の飼育をしていると、それだけではなくて、他の魚もついつい飼育したくなるものなのですが、その際にはコリドラスなどの底モノを選ぶ方も少なくありません。

コリドラスなどは一部には大型の個体もいますけど、基本的には小型で温和であり、他の魚やエビとトラブルになることもありませんし、食べ残されて余ってしまった餌をきれいに食べてくれる魚ですから、掃除要員としても活躍するからです。

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お掃除してくれるコリドラスはガラス面のコケを食べてくれません。

 

コリドラスが数匹いると、そこに落ちてしまってメダカやカラシン系の魚があまり食べなくなった餌なども積極的に食べてくれますし、本当に温和で動きもコミカルで丈夫で価格も安い為、日本でも古くから人気がある熱帯魚の一つです。

しかし、コリドラスは確かに可愛いですし、そこに落ちてしまった餌を食べてくれるのですが、水槽のガラス面に必ず発生するコケ類は食べてくれませんので、そのコケ類を食べてくれる魚としてプレコが独占的に活躍をしています。

ミナミヌマエビも水槽内に発生したコケを食べてくれるのですが、水草などに発生した茶色のコケはあっという間に食べてくれても、ガラス面に発生したコケは殆ど食べてくれませんので、これは魚であればプレコが一番最適といえます。

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60cmクラスの水槽ではブロンズプレコがコケ取り要員として最適?

 

実は貝類のヒメタニシが水槽のガラス面のコケを食べるのは費用対効果を見ても大変有効的になるのですが、ヒメタニシを室内の水槽で育てるのは案外難しく、使い捨てようになってきますので、その際にはプレコの餌を与えると上手く飼育できることがあります。

ブロンズプレコはセルフィンプレコのように極端に大きくならずに見た目ものっぺりとして温和そうですし、価格も安くてメダカなどよりは大型になりますから、水槽のコケを食べてくれる魚としては結構好まれる傾向にあります。

まあ、ブロンズプレコの見た目については、好みにより受け付けない人もいるでしょうけど、水槽内のコケを食べてくれるプレコの中で小型水槽に適した個体としては、最適な魚であることには間違いありません。

それで、ブロンズプレコをメダカやネオンテトラを飼育している水槽に数匹程投入する訳なのですが、しばらくすると原因不明で死んでしまう個体が出てきて、困ってしまう状態になる人もいるかと思いますが、その原因は一体なんなのでしょうか?

 

 

ブロンズプレコの仲間は縄張り争いが激しい個体が多いのです。

 

実はですね、ブロンズプレコというのは、見た目が温和そうに見えるのでそんな感じの性格かと思いきや、同族間では相当熾烈な縄張り争いをする為、体当たりを何度も繰り返して弱い個体から脱落してしまうことが多いのです。

その為、メダカとかネオンテトラなどの飼育をしているような水槽のレイアウトの状態でブロンズプレコを投入してしまうと、縄張りとして水槽全体が認識されてしまい、毎日激しく喧嘩をした結果、弱い個体が逃げれなくなりそのままストレスで衰弱してまっ白く変色して死んでしまうことがあります。

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ブロンズプレコを飼育する場合はプレコに適した環境を用意します。

 

コケ取り要員としては、60cm水槽で飼育できるプレコとしては最強の部類に入るブロンズプレコなのですが、縄張り争いが半端ではありませんので、必ず隠れ家になる流木や石などを大量に設置しておく必要があるという訳ですね。

あと、一般的にはプレコ系の魚というのは、強い水流を好む傾向が強い為、水中ポンプなどで意図的に水流を作った方が良いケースが多いのですが、メダカやネオンテトラなどの小型の魚、ミナミヌマエビなどのエビは水流に弱いので要注意です。

それが都合でできない場合は、コケ取り要員としてはさらに小型のオトシンクルス、オトシンネグロなどを採用した方が良いですし、これらの小型なプレコ系は繁殖も容易なので、そちらの楽しみも増えることになります。

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