ホテイアオイの越冬準備|どの環境が一番良いのか?前編

既に10月も後半にさしかかり、来週からは11月になる訳ですが、お昼くらいの気温は未だに高くで暖かい日が続いているとはいえ、深夜から早朝にかけてはかなり寒くなってきている為、屋外のメダカやミナミヌマエビが産卵をすることはなくなりました。

この時期になると、越冬に向けての準備をする方もいるかとは思いますが、その中でもホテイアオイの越冬については、結構多くの方が気になっているらしく、毎日検索をしている方もいますので、そちらについて書いてみたいと思います。

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日本の寒い冬をホテイアオイは越冬できない?

 

稀に、ホテイアオイは外来種の水草なので、日本の寒さに耐えることができず、うまく越冬できないと話している方がいますが、ホテイアオイについても、特別なことをしなくても毎年普通に越冬しています。

その後、春になればホテイアオイは株分けをしながら個体数を増やしていくことになるので、毎年冬になるとホテイアオイが全て枯れてしまって、春になって買い直さないといけないことはありません。

まあ、それでも一株100円くらいの安い水草なので、買いなおしても良いかとは思うんですけど、できれば愛着を持って自分で半永久的に同じホテイアオイの子孫を残しながら育てたほうが良いに決まっています。

そこで、今年は色々な環境にホテイアオイを浮かべて様子を見ているのですが、既に枯れまくっている水槽もあれば、元気に緑色にテカテカしている水槽もありますので、そちらの環境についてご説明します。

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大磯の水槽は殆ど枯れてしまっているホテイアオイ。

 

屋外に色々と条件を変えた水槽を設置していて、大磯、赤玉土、荒木田土、ソイル、何も敷かないベアタンクなどの状態でメダカやミナミヌマエビ、ドジョウ、ヒメタニシ、ピンクラムズホーンなどを飼育しつつ、ホテイアオイもその水槽に浮かべて育てています。

そこで現在その水槽に浮かべているホテイアオイたちがどうなっているかといえば、発泡スチロール水槽に大磯を敷き詰めて、底面ろ過を稼働させている水槽のホテイアオイは夏場は水槽全部を埋め尽くすくらい増えて株分けされていたのですが、ほぼ枯れつつあります。

やはり、大磯の水槽はホテイアオイの越冬環境には適切ではないらしくて、色も緑色ではなくて、黄緑色の弱った白菜のような色になっていますし、それが既に殆ど黒くなって溶けながら枯れつつあるので、もはや越冬は出来ない状態ですね。

 

 

毎年最も綺麗な状態でホテイアオイが育つのは荒木田土水槽でした。

 

毎年、最もきれいな状態でホテイアオイが越冬しているのは、ご存知、荒木田土の水槽なのですが、当然のごとく今年もきれいな状態でホテイアオイが現時点でも育っていることには違いないのですが、それを超える本当に光沢緑のツルツルとした状態で元気に育っている環境がありました。

うーん、まさかこの環境でホテイアオイが元気に育って、水槽を埋め尽くして株分けがこれ以上出来ないくらいにこの10月の気温差の中でも増えている訳ですから、荒木田土よりも良い環境ってあるんですね・・・。

では、一体どの環境がホテイアオイが最も綺麗な光沢緑で現時点であっても、順調に育っているのでしょうか?

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答えは、次回に続きます。