10年前に僅かだった白メダカの子孫の比率は99%

マンションの大規模な外装工事が始まってしまった為、ベランダの水槽を全て撤去しないといけなくなった為、一通り、水槽の撤去作業が終わり、生体や水草の整理も終わってきたので、もう暫くしたら工事が完了して、外にバケツも出して落ち着けそうです。

そこで、コロナ発生前は数千匹とかの単位で飼育していたメダカの個体数を確認してみたところ、残念ながら100匹以下の生存になっています。屋外のメダカ水槽が崩壊したり、室内のメダカの水槽でも稚魚の隔離をしなかった為、今年は繁殖できなかった。

10年以上前に殆どの個体がヒメダカで、白メダカ、青メダカ、黒メダカはごく僅かしかいなかった水槽の現在は、99%の個体が白メダカになってしまいました。残りの1%はヒメダカです。ヒメダカの個体数はなんと1匹のみです。何故?こうなったのか?

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10年前に僅かだった白メダカの子孫の比率は99%。

 

白メダカって最初は殆どいなかったですし、ホームセンターとか熱帯魚専門店で購入した白メダカって直ぐに死んでしまう個体が多く、当時は生き残って繁殖してくれるかな?って感じで飼育していました。それが、子孫を残すようになり、繁殖していくと。

いまでは、ヒメダカが1匹で残りは全て白メダカになっています。青メダカ、黒メダカはすでに全滅していてその子孫も既にいません。白メダカって一度、新しい環境で繁殖を始めると、投入した親個体の耐久性は低くても、孵化した稚魚は強いんですかね?

それと、これまで大量のメダカの繁殖を行っていて、特殊個体と呼ばれる個体は全て白メダカでした。特に、ピンポンパールみたいなまん丸のメダカも全て白メダカでした。ただし、ピンポンパールみたいな個体は繁殖能力がなく、何度やっても失敗でした。

 

 

ヒメダカの遺伝子よりも白メダカの方が強いのか?

 

ヒメダカに関しては、昭和の時代から大量に繁殖されて販売されている為、基本的に強い個体が多いです。初心者の人でもヒメダカでしたら、水合わせも適当で、金魚のお部屋で適当に飼育をするだけで、繁殖まで可能な事も多く、ベストセラー的なメダカ。

それに引き換え、白メダカが一般的に販売されるようになったのはそれ程古くなく、記憶では江戸時代から白メダカは商品として販売されたいた筈なんですけど、どうしても扱いがヒメダカよりも難しく、初心者の人が白メダカを購入しても大抵が全滅でした。

ただ、確かに白メダカは初期に投入した親個体はあまり強くなくて、完璧な水合わせを行ってもヒメダカと比較して早い段階で死んでしまう事が多い訳ですが、その子孫に関してはヒメダカすら駆逐するくらいに遺伝子が強いとしか思えないのが現在の結果。

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恐らくは今年中に白メダカの子孫率が100%になる予定。

 

既に、室内の水槽ではヒメダカは全滅しています。室内の水槽で飼育しているメダカは全て白メダカです。10年前は殆どがヒメダカだったんですけどね・・・。今回、屋外の最後の大きな水槽を撤去する際にヒメダカが1匹だけ生き残っているのを確認です。

ただ、このまま行くと、このヒメダカもその全体の大きさと動きから判断して、昨年誕生していた個体であり、寿命まで生きてもあと2年以内の寿命だと思いますし、昨年、今年とコロナの影響もあり繁殖活動をしなかった為、誕生した個体もかなり少ない。

こんな状況ですから、現在の水槽で飼育しているメダカの大半が2歳以上という訳で、もう、いつ寿命が来てもおかしくない状態です。昨年、10匹程度の稚魚をなんとか隔離してサテライトで育てているので、ちょっと今年は繁殖を頑張らないといけません。