色々とメダカやエビの飼育などで、ご質問やご相談を頂くことがあるのですが、私も何でもかんでも知っている訳ではありませんから、連絡頂いた内容によっては分からないことも結構あります。
その中でも、結構多いのがメダカの卵の見分け方になるのですが、メダカそのものを見てオスとメスを判別するのはある程度の大きさまで成長していると、上から見ただけでも容易に判断することができます。
しかし、小さなメダカの稚魚の場合は、肉眼でオスとメスの判別をするのが大変難しいですから、やはりある程度の大きさまで成長してからオスとメスを判別することになります。
卵の状態でメダカを判別する方法について。
更に難しいのが、卵の状態でメダカのオスとメスを判別する方法はあるのか?、といった話になるのですけど、正直言って、こちらについては判別ができるのかどうかすらよく分かりません。
付き合いのあるDNA鑑定の機材や各種専門機材を所有している専門機関に持ち込めば、もしかしたらメダカの卵の状態でオスとメスを判断することができるかもしれませんが、依頼するだけでも相当なコストがかかります。
機材を使用するだけでかなりの費用がかかりますので、当然無料でやってくれる訳はありませんから、それほどのコストをかけて卵の状態で判別が出来るのかを判断しようにも、どのような結果になるかも想像できません。
よって、結論から言えば、メダカの卵を見分ける方法はよく分からないといった答えになるのですが、もし、卵の状態でオスとメスの判別ができるような人がいたら、そういった人に詳しく相談してみるのが良いかもしれませんね。
メダカの成長は大変速いので1ヶ月くらい待ってもいいかもしれません。
メダカを卵の状態で判別したい場合、特別な理由でもない限りは、既にご説明した通り個人レベルで出来るような話ではありませんから、何かしらの目的がない限りは少し待ってみるのも良い判断です。
メダカの卵が孵化してある程度の大きさに成長するまで、それほどの時間はかかりませんから、少し待ってから稚魚の成長に合わせてオスとメスの判別をしていくのが、誰でもできる一番簡単で低コストな方法になります。
この方法でしたら、メダカを見るだけで肉眼で判断できますから、オスとメスの違いや形状の違いなどを容易に判断できます。
そもそもの話として、メダカの場合はオスとメスを判別する必要性が出てくるのは、特定の形状や色をした個体を選別して意図的にその個体の子孫を繁殖させたい場合くらいなので、形状や色が分からない時点で判別ができたとしても普通の人には殆どメリットがないのです。
その選別が出来るようになるのが、ある程度の大きに稚魚が成長した時ですから、やはり卵の段階で判別をしたいというのは、何かしらの研究レベルの話になりますので、予算が確保できる人以外はあまり考えないほうが良いかと思います。
DNA鑑定をするにも相当な費用がかかりますから、それと同等かそれ以上の費用、最低100万円単位の予算をポンとメダカの卵に出せる人以外は、少し成長するのを待って判断する方法をお勧めいたします。