久々に水槽のチェックやメンテナンスを再開している訳ですが、長期間に渡って放置していた水槽をチェックしていくとある状況に気が付きました。それは、水槽内で飼育しているメダカの殆どが白メダカだけになってしまっているということです。謎ですね。
もう、10年以上、20年以上前になるでしょうか?、メダカの飼育を初めて、その後に繁殖も行うことになり、最初はうまくいかなかったんですど、その後は爆発的にメダカが増えることになり、産卵時期になると水槽に数百匹の稚魚が泳いでいたものです。
最初はヒメダカを購入して、その後に白メダカ、青めだか、黒メダカを購入しました。それから、水槽に適当にメダカを投入して繁殖をさせていった訳ですが、当初は購入した白メダカがあまりに死にまくって困ったものです。白メダカって遺伝子が弱いの?
遂に殆どが白メダカだけになった水槽?遺伝子が強い謎。
10年単位で、最初は数百匹程度から、その後は毎年数千匹のメダカの稚魚を孵化させて、飼育してきた訳ですが、当然全ての稚魚が成長する訳ではなく、水槽の大きさに合わせて、弱い個体の稚魚から死んでいき、強い個体のみが生き残っていく仕組みです。
例えば、60cm水槽のメダカの稚魚を1000匹投入して、エーハイム2213を4台稼働させるような完璧な飼育をしていても、全ての稚魚が育つわけではなく、水槽の大きさ、ろ過能力、水量などに合わせて自然と最大数が決まっていき、弱い個体は壊滅します。
そこで、残った強い稚魚を育成していくと、より強い子孫を残せるわけで、最初はすぐ死んでいたメダカたちもより強い子孫を自然と選別して残していくことになります。ここで、現在の状態が発生しているようで、なんと!殆どが白メダカだけになってます。
ヒメダカよりも強い白メダカ?最終的には100%?
メダカの繁殖を始めた当時は、殆どのメダカがヒメダカであり、白メダカ、青メダカ、黒メダカを少しだけ水槽に投入していた訳ですが、10年単位の飼育をした結果、黒メダカ、青メダカはかなり早い段階で水槽からいなくなり絶滅、残ったのは2種類です。
もちろん、ヒメダカ、白メダカになります。最初は水槽に投入したら次々と死んでいた白メダカだったので、白メダカは遺伝的に環境の変化に弱いのか?と思っていたんですけど、死ぬ前に白メダカと産卵をしていたヒメダカから大量の子孫が誕生しました。
その後、稚魚を1000匹単位で毎年育てていたら、いつの間にか殆どの水槽に残っているのは白メダカだけで、ヒメダカは数匹程度しか見当たらないほど絶滅寸前状態になっています。遺伝の関係ですけど、これは白メダカの遺伝子が強いのでは?と思います。
一般的に弱いと言われている白メダカが実は最強?
メダカを大量に長期間飼育していると、稀にピンポンパールみたいなまん丸いメダカが誕生することがあります。もちろん、病気でお腹がパンパンに膨らんでいる訳ではなく、生まれつきピンポン玉みたいな体型をした丸いメダカな訳でみていると可愛い。
この時もみていて思ったのは、ピンポン玉みたいなまん丸いメダカは全て白メダカ出会ったということで、ヒメダカとか黒メダカの個体は1匹もいませんでした。何度もピンポン玉みたいなメダカを固定化して繁殖させようと思ってみたもの何度も失敗です。
その理由としては、ピンポン玉みたいなまん丸い体型をした白メダカが一定の割合で誕生するものの、何故か?繁殖能力がないのか、全く産卵活動を行わない為、子孫を増やしてこの可愛いピンポン玉みたいなメダカを固定化することが出来なかったからです。
白メダカって購入してもすぐに死んでしまう、弱いメダカって言われていることもありますけど、実は長期的にみたら遺伝子はメダカ最強クラスなのでは?と思えるくらいに白メダカが圧倒的に強く、今では全く死なない強い白メダカばかりになっています。
引き続き、メダカの繁殖状況などについて調べていきます。水槽の中では白メダカ最強?、ちなみに白メダカの遺伝子が本当に強いとしても自然界に放流をした場合、あまりに目立ちすぎて直ぐに他の天敵に捕食されますので、自然界では生存は難しそう。