元旦に孵化したメダカを隔離して育てる楽しむ方法

無事に大晦日も終わり、2019年の元旦を迎えることが出来たので嬉しい限りなのですが、年末年始の連休中でも残念ながら旅行とか実家に帰省しない人の場合、恐らくは自宅で引きこもってゴロゴロ寝ているでしょうからちょっと時間を作ってみるのもあり。

自宅に水槽を設置して室内にて水槽用ヒーターを設置してメダカを飼育している場合、大晦日だろうが元旦だろうが、毎日大量の卵をウィローモス等の水草に産み付けていますので、生い茂ったウィローモスがあれば、毎日数十匹のメダカが孵化しています。

ただし、親メダカは卵や、生まれたばかりのメダカの稚魚を襲って食べてしまいますので、隔離をしないとウィローモスが沢山茂っていても、その殆どすべての個体が親に食べられてしまいますから、いくら毎日孵化しても稚魚が育つことは先ずありません。

 

 

元旦に孵化したメダカを隔離して育てる楽しむ方法。

 

これって、元旦でも自宅にいて、なおかつヒーターで水温管理された水槽が設置されていて、更にはメダカを飼育している人でしか出来ない楽しみなのですが、元旦に自宅にいる場合、毎年の様に当日に孵化したメダカの稚魚だけを隔離して育てています。

メダカを飼育している水槽にウィローモスを大量に入れておけば、必ず卵が沢山くっついていますし、今すぐにでも孵化しそうな卵の場合、見れば目とか体が卵の中で動いていますので、それをスポイトで吸い取ってサテライトに隔離をすれば良いだけです。

それで、元旦に無事に孵化したメダカについて、勝手に元旦メダカと命名して、その個体だけを育てているんですけど、毎年この方法でメダカの稚魚を育てていくと、半永久的にメダカの飼育と繁殖が行なえますし、年齢も正確に把握できるので結構便利です。

 

 

特に意味はないけど元旦メダカを飼育すると管理が便利。

 

元旦に孵化したから元旦メダカ・・・、って感じで勝手に命名して飼育していますが、基本的にはヒメダカと白メダカの掛け合わせの個体がベースになっていて、若干ピンク色っぽい個体がいたり、白メダカに多い、ピンポンパールのような個体などもいます。

元旦に生まれたメダカとそうでないメダカの違いはあるのか?と聞かれたら全く違いはありませんが、宇宙メダカと同じようなもので、以前宇宙で孵化したメダカが地球に持ち込まれて、宇宙メダカと大変話題になりましたが、それも実は普通のヒメダカです。

先程も書きましたけど、メダカを飼育していると隔離をするだけでも大量に増え続けることや、全ての個体を飼育者が目視のみで判別するのは難しいので、いつ頃生まれた個体なのかが次第にあやふやになっていくので、それを防ぐためにも元旦メダカです。

 

 

水槽設備は一本単位で必要でも管理上便利なのでお勧めです。

 

元旦に孵化したメダカのみを隔離して飼育する場合、もちろん、サテライトLがあれば、ある程度の個体をサテライト内にて長期飼育することは出来るんですけど、繁殖まで視野にした長期飼育の場合、最低でも30cm水槽が必要になり、できれば60㎝です。

水槽単位でエーハイム2213と2213サブフィルター、夏場の水槽クーラーは必要ありませんが、水槽用のヒーターや設置場所も必要になりますので、なにかと手間暇と予算が必要になるんですが、メダカの寿命が正確に把握できるというメリットがあります。

通常、メダカって水槽内に50匹、100匹と泳いでいると、どの個体がどれなのかを識別するのが不可能であり、その中の個体が死んでしまったりしても、正確な寿命が把握できないのですが、2019年元旦生まれの個体のみにしておくと、正確に測定できます。

それにより、3ヶ月でどれくらいの大きさになったのか?、寿命は正確に何日であるのか?、なにしろ、全ての個体が2019年の元旦に生まれている訳ですから、なにか必要なデータが有れば、即時に把握できますので、メダカの研究をしたい人にもお勧め。