メダカの飼育をしていると、最初の初心者の頃には何回も死なせてしまったり、状況により全滅させてしまったり等、色々なトラブルを経験しつつも、数カ月もすれば誰でも簡単に育てることが出来るし、繁殖をさせることが出来るのがメダカになります。
そして、最終的にはメダカが増えすぎて水槽が次第に増えていき、最終的にはもうこれ以上に水槽を増やすことが出来ない状態になってしまい、ほとほと困ってしまう状態になる訳ですが、メダカの場合はレッドビーシュリンプと同じ楽しみ方が待っています。
それは、メダカは大量に卵を産卵して、短期間で孵化をした稚魚が産卵を出来る状態にまで成長する為、新しい形状や新しい模様のメダカを作り出すことが出来るということであり、最近では変わった色をしたメダカが高い金額で取引されている状態です。
メダカを体長6㎝以上の大きさに育てることは可能なの?
ダルマメダカとかラメ入りメダカとか、いろいろなメダカがペットショップで売られていますが、メダカを飼育していると、稀に誕生するのが大型のメダカであり普通のメダカは成長しても4㎝くらいですが、大きなメダカは5㎝位の大きさにまで成長します。
4㎝と5㎝の大きさ位なら、あまり変化はないかと思うかもしれませんが、メダカで体の大きさが1㎝も違ってしまった場合、同じ水槽で飼育をしていると相当な違いがありますので、長さが1㎝も違えば体の太さも一回りくらい違ってきますから大きいです。
それで、これまで巨大なワカサギのようなメダカを繁殖してきたのですが、6㎝を超える大きさのメダカってなかなか誕生しないようで、大きくても5㎝前後が限界のようですから、メダカのDNAの都合上6㎝以上の大きさの個体を作るのは難しい気がします。
5㎝前後の白メダカの飼育水槽を見た人はメダカと気がつかない?
以前、体長が5㎝前後の大きな白メダカばかりを飼育していた水槽があったんですが、それを見た魚に詳しくない人の殆どが、ワカサギの飼育をしているのですか?、と質問をしてきた状態であり、メダカは小さく黄色いってイメージを持つ人が多いですね。
実際に、体長が5㎝クラスの白メダカばかりを飼育ている水槽では、結構迫力があって、メダカは小さいってイメージはなくなりますし、水槽の中をゆうゆうと泳いでいるその姿を見れば、普通のメダカとは違った新しい魚の飼育をしている印象になります。
まさか、メダカがこんなに大きくなるとは思っていない人が圧倒的に多くて、世の中には白メダカのことも知らない人も少なくなくて、小学校の時に理科の授業で習ったヒメダカのイメージを持っている人が大半なので、結構インパクトが有る水槽になります。
体長5㎝前後の大きなメダカはどうすれば誕生してくるのか?
メダカの飼育をしていると、稚魚の時の大きさは全て同じくらいの大きさで、針子と呼ばれている小さなメダカの状態から次第に成長をしていき、いつの間にか他のメダカよりも大きく成長していき、他の成長が遅い稚魚たちを食べてしまう状態になります。
このような体長な大きなメダカが誕生する方法としては、稚魚の時に大量の餌を与えて育てればより大きくなるのかもしれませんが、大抵の場合は大きくなるメダカの子孫が大きく成長をしていきますので、遺伝的な要素が強いので選別で対応が可能です。
選別は稚魚の時には出来ませんが、ある程度成長をしていると3ヶ月後くらいから半年後に親メダカを超えるような大きさになっているメダカがそれに該当をして、一年も育てていると一回りは他のメダカよりも大きくなっているのでその時に選別をします。
世の中には3倍体といって、巨大に成長をするドジョウやニジマス等もいて、普通の大きさの2倍以上の巨体になるんですが、3倍体には繁殖力がないので、その世代が終われば終了になりますし、メダカでそれをやっても意味が無いのか全然聞きませんね。