メダカの鱗が捲れて動きが遅くなっていたら松かさ病で死亡確認

メダカの飼育をしていると、どのように飼育に慣れている人であっても一定の確率で発生するのが、メダカのウロコが捲れてしまって水槽の底の方でゆっくりとした動作で泳いでいる状態であり、メダカがこの状態になるともはや死亡確認状態と言えます。

メダカのウロコが捲れてしまって、普通に泳ぐことが出来なくなっている状態を松かさ病と言いまして、これはメダカにとっては致命的な病気であり、ウロコが捲れて松ぼっくりのような状態になっている時点で、もはやほとんど助かる事はありません。

松かさ病になっているメダカを見つけても、特に慌てることなくそのままの状態で飼育しておくのが最良で、余計な魚のようの薬やソルト等を水槽に投入したりしていると、他のメダカやエビなどにも悪影響を与えることになりますので慎重に対応します。

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メダカの鱗が捲れて動きが遅くなっていたら松かさ病で死亡確認。

 

松かさ病は他のメダカが感染する病気のように、他のメダカに感染することはありませんので、特に隔離の必要もないのですが、治療をしても助かる見込みが大変低いですから松かさ病のメダカを確認したらそのまま寿命まで飼育してあげるのが良い判断です。

メダカが松かさ病になる原因は一般的には水質の悪化が原因である事が多いのですが、実際には水質に問題がなくても何らかの理由でそのメダカの基礎体力が低下している場合は、松かさ病が発生する場合もありますので必ず水質悪化が原因ではありません。

ある程度大きな魚である成長した金魚も松かさ病になることが多いんですが、金魚の場合は体が大きくて体力がありますので、松かさ病に感染しても、治療用の水槽を用意してそこに隔離をして治療をすれば回復する事が多いのですがメダカは難しいのです。

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松かさ病の予防は安定した濾過フィルターと水換えで対応できます。

 

メダカが松かさ病に感染してしまわないように予防する方法としては濾過フィルターを安定した強力な物に変更をしておき、普段から定期的に水換えをしていれば、水質悪化による松かさ病の発生を防ぐことは可能ですから、濾過フィルターはとても重要です。

ただし、濾過フィルターが安定している環境でも、メダカの個体によっては突然松かさ病になって死んでしまう個体が大量に繁殖をしていると必ず一定の確率で発生しますから、その場合は松かさ病になっているのを見つけて水換えをしても意味はありません。

管理している水槽でメダカを飼育する場合、どうしても大量に増えてしまいがちで、最初は適切な濾過フィルターの環境で飼育していても、いつの間にか個体数が増えてしまって濾過フィルターの限界を超えてしまっている事がよくあるので要注意ですね。

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メダカがストレスを感じないように広い水槽で余計なものを入れない。

 

濾過フィルターが安定していて水質も安定している環境で、メダカが頻繁に松かさ病になってしまう場合は、ストレスを与えているような環境が水槽の中で発生している可能性がありますので、余計な障害物を撤去するかより広い水槽に交換をしていきます。

とにかく、メダカは飼育する期間が長くなるほど個体数が増えていく特徴がありますから、どうしても長期的な飼育をしているとろ過フィルターの容量が足りなくなり、水質が悪化していくケースがありますので、個体数が増えてきたら濾過を確認しましょう。

意外に多いのが、マツモのような極端に成長が速い水草を水槽に入れていたら、いつの間にかメダカが動きにくくなるくらい水槽全体で繁殖してしまい、それでメダカがストレスを感じてしまっている場合もありますので、余計な水草は除去しておきます。