水作エイトやロカボーイ等の投げ込み式のろ過フィルターを利用している人から、エアレーションの水流が強すぎてメダカの飼育によくないので、水流を弱くする方法を教えてくださいとのご相談を頂いたのですが、水流を弱くする方法は実はとても簡単です。
水流が強いと強烈なエアーが大量に水作エイトやロカボーイから発生して、その水しぶきが水槽から壁紙や家具などの飛び散ることになり、それで悪影響を与える場合がありますし、水流が強すぎるとメダカ等の小魚に悪影響を与える場合もよくあります。
また、投げ込み式のろ過フィルターで強力なエアーを送り続けていると、エアーの量が多くなるほど騒音も大きくなりますので、騒音問題が発生するのも投げ込み式のろ過フィルターの特徴ですから、なるべく水流と騒音を小さくしたい人が多いのも特徴です。
水作エイトやロカボーイの騒音と水流を簡単に弱める方法。
水作エイトやロカボーイ等の外部式フィルターの水流と騒音を弱くする方法はとても簡単で、エアーポンプのエアー量調整ノズルを絞れば騒音とエアーの量が少なくなり、開放するほどエアーの量が強力になり騒音が大きくなりますのでノズルを絞りましょう。
エアーポンプによってはノズルがない場合も多く、常に固定量のエアーを発生させる状態になっていますので、その場合はエアーの量が出来る水作の水心シリーズの上位2種を選択すれば、エアーの量が出来ますが、一番小さいモデルは固定になっています。
エアーポンプのエアーの量が固定式で調整できないからといって、エアーポンプを交換するのはコスト的な問題が発生しますから、その場合は100円位で売られているのエアーチューブに取り付けて利用する専用の器具を購入すれば簡単に調整が可能です。
エアーポンプは水作の水心シリーズを購入していればOKです。
エアーポンプは一度購入したら数年感に渡って24時間常に稼働させるものですから、できるだけ騒音が少なくて、空気の量を調整して水流と騒音問題を解決できるエアーポンプの方が後々長持ちしますので、できれば最初から水作の水心の購入がお勧めです。
金魚のお部屋等の価格が安い水槽セットの場合は、コストの問題からエアーの量が変更できない固定式のエアーポンプがセットに含まれていることが殆どなので、その場合は水流の変更はできませんので、調整弁などを購入して空気の量を調整します。
特にメダカの稚魚等を飼育する場合、通常のエアレーションを使っていると、水流が強すぎて殆どの稚魚が死んでしまいますし、小型水槽で利用できるろ過フィルターはスポンジフィルターや投げ込み式のフィルター等のエアーポンプが必須のものばかりです。
小さな魚を飼育する水槽では極限までエアーの量を絞って使います。
プレコのような強力な水流と大量のエアーが発生する環境を好む魚の場合は、水心SSPP-2Sを利用すれば、かなり強力なエアーと十分すぎる水流を確保できますので、それにより安定した急流の再現ができますので、大型のエアーポンプを使います。
強力なエアーポンプが必要な場合は、強力なワンランク上のエアーポンプに交換するしかありませんが、エアーの量を絞りたい場合や騒音を小さくしたい場合は、エアーの量を絞れるエアーポンプを利用するのが最もお手軽で簡単なので最もお勧めです。
水作エイトやロカボーイは、大変お手軽でエアーポンプさえあれば、どのような環境でも利用できる上に、見た目よりも性能が良いことが多いですが、見た目がダサいと感じる人もいますので、その場合はスポンジフィルターの使用も検討していきましょう。