水槽用ヒーターの寿命は10年以上|減価償却は毎年100円程度でお得?

日本の寒い冬場になると必要になる人が多い水槽用ヒーターになるのですけど、その販売価格はサーモスタット一体型の小型の150W前後のものであれば1000円から3000円前後と水槽用クーラーの30000円以上といった価格帯と比較すると格安のような金額になります。

当然、水温を冷やす水槽クーラーはコンプレッサーを含めた巨大なハードウェアが必要になりますし、それ自体が巨大な設備ですから30000円以上の価格であってもそれが適正なのでしょうけど、水槽用ヒーターの場合は仕組みが単純で構造も単純ですから、それに見合った低価格な商品になっています。

水槽用ヒーターを見ればわかりますけど、電源ケーブルの先に白いLEDライトのような部品が付いているだけの極めてシンプルな構造になっていますが、これだけで水温を温めることができる訳ですから、大変な優れものですね。

 

 

温度を上げるよりも下げる方が高額な設備が必要なのは人間も共通。

 

水槽用のヒーターは温度を上げる機能だけで数千円であり、水槽用のクーラーは温度を下げるだけで30000円以上ですから、世の中温度を上げるのは低コストで実現が可能でも、温度を下げるのには高コストな設備が必要なようです。

実際に水槽の管理者でもある人間の環境でも全く同じであり、ストーブやこたつは安いけど、エアコンはそれ自体が高額であるのと同じような理屈になりますね。

世の中温度を下げるのは大変なコストがかかる感じですから、温度を下げないで過ごせるような環境を構築していけば、地球全体の環境も安定した水槽のように良くなるのかもしれません。

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水槽用のヒーターの寿命は10年以上の耐久性を誇ります。

 

既にご説明した通り、その構造が単純なため価格が数千円程度で購入出来る水槽用ヒーターは構造が単純ですから、耐久性も高くなりますし価格も安くなるといった良いことずくめの状況になっています。

これが、水槽ヒーターと比較すると複雑で大掛かりな部品で構成された水槽クーラーの場合でしたら故障率も高くなるのでしょうけど、水槽用ヒーターを見ればわかる通り、電源ケーブルと白いLEDのような部品だけですから極めて単純な仕組みのため、故障するような箇所自体がほとんどありません。

ですから、数千円程度で購入した水槽用ヒーターというのは、その後10年、20年と使用することができますので、それで本体が数千円なら毎年の減価償却コストは100円から数百円程度になりますので、購入しておいて損は無いと言えるのではないでしょうか?

ただし、ヒーターが安いのは本体だけであり、水槽用ヒーターの電気代は水槽クーラーと同じくらいかかりますので、そちらに問題がある場合は購入を保留しておいても良いかもしれません。

 

 

結論は水槽用ヒーターが必要なら購入しておいて損はありません。

 

結論から言えば、水槽クーラーと比較すると価格も安くて場所もとらず、10年以上の耐久性を持っている水槽用ヒーターを購入しない理由は特に見当たりませんので、寒い冬に備えて数千円前後でサーモスタット内臓のヒーターを購入されておいた方が無難です。

電気代に関しても60cm水槽で使う場合は毎月1000円前後ですから、電気代が跳ね上がる寒い時期には少々きついかもしれませんけど、その分飼育している水槽環境が快適になると思えばそれほど高いものではありません。

水槽用のヒーターを使用してきてこれまでに破損したケースは20年以上使っていたヒーターでは水を温められなくなったケースぐらいであり、ヒーターそのものや電源ケーブルそのものが破損するようなことも一度もありません。

よほど粗悪なヒーターの場合は別かもしれませんが、ニッソーの水槽用ヒーターでしたら20年以上経過した現在でも普通に利用できていますので、大抵は10年前後は壊れずに使用できるのではないでしょうか?

ちなみに、私の環境では水槽用ヒーターは一年中電源を入れっぱなしであり、水槽にも設置したままですから、結構苔が付着して古臭くていい感じのレイアウトなっていますし、魚やエビの隠れ家としても機能しているようです。

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