アクアリウムと呼ばれる水槽を使って魚とかエビの飼育をしている人であれば、殆どの人が水槽を購入して、そこでメダカやミナミヌマエビの飼育を行なっています。
ペットボトルとか金魚鉢などを利用してる人もいらっしゃますけど、長期的な飼育をしているような環境というのは、必ずと言っていいほど水槽で飼育をしている人が多いのです。
また、繁殖が絡んでくるような本格的な飼育の場合は必ず水槽が用いられます。
やはり、長期的な飼育を考えた場合の照明や濾過フィルターなどの飼育器具のことを考えると、水槽以外では設置が難しいこともあり長期飼育は難しくてありえないといった答えに到達することになります。
11月を過ぎた頃の水槽ではヒーターの設置が必須になることが殆ど。
水槽でメダカや熱帯魚などの飼育をしている人であれば、11月を過ぎる寒い時期には必ずと言って必要になるのがヒーターと呼ばれている飼育器具になります。
もちろん、水槽クーラーという夏場の水槽に設置する大変便利な飼育器具もあるのですけど、こちらは本体が大変高額な為保有していない人も結構いますから、水槽クーラーはヒーターと比較するとあまりメジャーな飼育器具ではありません。
また、水槽クーラーは必須でなくても、ヒーターは必須になるような状況になることも多いですし、価格もヒーターはお手頃なことから、多くの人が利用しています。
水槽クーラーは水槽の温度を下げる飼育器具ですから、レッドビーシュリンプのように夏場の高水温に極端に弱いエビ等を飼育しないのであれば、別にメダカや金魚であれば常温でも何とかなるといった状況になることが多いのです。
小さなメダカやミナミヌマエビであっても、その生命力は結構高いことが多いのですが、長期的な飼育を考えた場合は水槽クーラーがあった方が良いに越したことはありません。
水槽用のヒーターは水温を上げることしかできない。
11月を過ぎた頃になると、水槽温度が25度以下になることが殆どですし、地域によっては20度以下の水温になる人もいる訳ですから、水温が25度以下になってしまってメダカが産卵をしなくなる状態がヒーターを設置する状態であるとも言えます。
そこで、ホームセンターなどに水槽用のヒーターを購入しにいく訳ですが、いろいろな種類がある上に、何だかよくわからないけど、同じヒーターでも価格差が大きかったり、専門的な言葉が書いてあったりして、どれを買えばわからない人もいるのではないでしょうか?
一般的に、水槽用のヒーターだけを購入した場合は、水温がどんどん上昇していくだけになり、最後は沸騰してしまう恐れすらありますから、そのままヒーターだけで利用することは出来ません。
水曜用のヒーターというのは水温を上げる機能しかないと覚えておくと便利です。
ヒーターを使って水温を設定温度に調整するのはサーモスタット。
水槽用のヒーターは水温を上げることしかできませんので、そのままでは25度をすぐに超えてしまって水槽内の魚は全滅してしまいますから、サーモスタットと呼ばれているヒーターを使って水温を管理するものが必要になります。
サーモスタットというのは、水温を事前に25度などに設定しておけば、サーモスタットに接続しているヒーターを使い水温を上げていくのですけど、25度になったらヒーターへの通電を落としてヒータを使わなくなります。
そこで、しばらくして水温が下がってくるとまたヒーターの電源を入れて水温を上げて設定温度になればまたヒーターを切るの繰り返しを自動で行ってくれる便利な飼育器具になります。
サーモスタットは、接続しているヒーターの電源を入れるか切るか、あとは設定温度を何度にするか?といった機能しかありませんから、サーモスタットだけでは水温を温めることは出来ません。
よって、ヒーターを使う場合はサーモスタットも合わせて使う必要があり、どちらか片方だけでは水槽の温度を設定した温度に維持することは出来ないということになるのです。
最近はサーモスタットとヒーターの一体型タイプが増えている。
かつては、ヒーターとサーモスタットの違いを知らない人の場合、ホームセンターなどでヒーターだけを購入してしまい、そのまま水槽が高温になってしまって色々と問題いなる事がありました。
普通の人はヒーターとサーモスタットの両方を購入しないといけないとか、ヒーターは水温を上げるだけで、それを管理吸う為にサーモスタットが必要であるなど知りませんから当然といえば当然です。
しかし、現在では、ヒーターとサーモスタットが一体型になっているモデルが標準的になっている為、逆にヒーター単独、サーモスタット単独で購入するのが難しくなってきているくらいです。
ですから、ヒーターを購入する場合は、温度調節機能のダイヤルが付いているものを購入すればそれがサーモスタット一体型のヒーターになりますし、25度固定と書かれているヒーターを購入してもサーモスタット一体型のヒーターになります。
ヒーターを購入前には温度が書かれているもの、ダイヤルが付いているものでしたら、それだけをこうニュス売れば問題ありませんので、便利な時代になったものですね。
現在ではサーモスタット単独、ヒーター単独というのは、巨大な水槽の水温管理様として使われるくらいであり、60cm以下の水槽でしたら一体型がデフォルトになっている様です。