日本の冬は大変気温が低くなりますので、エアコンやストーブ等の暖房器具で温度管理している部屋でもない限り、熱帯魚や海外原産のレッドビーシュリンプのようなエビの飼育をする場合は、水槽用のヒーターを水槽に設置して水温管理する必要があります。
水槽用のヒーターは水槽用のクーラーよりも遥かに価格が安く、構造もシンプルで長期間使用できるので、殆どの人が購入して冬場に使っている訳ですが、この水槽用のヒーターが壊れる時はいきなり壊れて使えなくなり、水温の管理が出来なくなります。
水槽は60㎝水槽でも60リットル位の水量があり、90㎝水槽であれば150リットル前後の水量がありますので、冬場でもいきなり水温が下がることはありませんが、ヒーターが壊れた状態で放置していると確実に水温が下がってしまい、熱帯魚などは全滅します。
水槽用ヒーターは予備を購入しておいた方が良い理由。
実際、ニッソーの水槽用ヒーターは20年以上使えていますので、簡単に壊れるものではありませんが、以前90㎝水槽で使っていた300Wのヒーターはある日突然壊れてしまい、電源ランプがつかなくなってしまったので、壊れる前兆もなく突然壊れました。
水槽用ヒーターが壊れると、大抵は可動している際に本体についている点灯ランプがつかなくなりますので、ブザーが鳴ったり何かしらの通知があるわけではなく、あくまで飼育者がヒーターを確認して壊れているかの確認が必要な点に注意しておきましょう。
そこで、水槽用ヒーターが壊れた場合、休みの日でお昼くらいであれば、近くのホームセンターに急いで購入しに行けばなんとかなるかもしれませんが、夜間などでしたら絶望的なので、普段から1本で良いので、予備の水槽用ヒーターがあると便利です。
予備の水槽用ヒーターは常時安いのが1本あれば大丈夫。
予備の水槽用ヒーターですが、価格が安くて容量が低いもので良いので、兎に角ヒーターとして機能するものがあればよいので、普段から1本でよいので、水槽台の中にでも入れておくと、万が一水槽用ヒーターが壊れた際になんとか水槽を維持できる訳です。
複数の水槽がある場合でも、水槽用ヒーターはそう簡単に壊れるものではありませんので、同時に全てのヒーターが壊れる可能性は大変低いこと、既に水温がある程度暖かくなっている水槽の水温を臨時で保温すれば良いので、安いヒーターが1本で十分です。
本当、滅多に壊れるものではありませんが、寒いは水槽の水温がガンガン下がっていってしまい、それで熱帯魚やレッドビーシュリンプが全滅したり、その場では無事に見えても体力が限界まで落ちてしまい、その後に時間をかけて落ちていくことになります。
事前に交換用の適切容量のヒーターを買っておくのもあり。
水槽用のヒーターは構造がシンプルなので、一年以内に壊れたって話は聞いたことがなく、殆どが10年以上使えているとかって人が多いのですが、事前の交換用のヒーターを買っておき、万が一、ヒーターが壊れた際にそのまま交換して使うのもありです。
一般的な60㎝水槽用のヒーターでしたら200Wもあれば十分なので、購入予算も2000円前後、高くても3000円前後ですから、特に高いものでもなく、購入してしまうと保管している間に一年間の保証期間が過ぎてしまいますけど、まあその点はご愛嬌です。
予備の水槽用ヒーターも何本も購入して倉庫にしまっていますが、保管中に壊れたこともなく、それ以前に現役で使っているヒーターが簡単には壊れないので、滅多に出番はありませんが、レッドビーシュリンプ水槽のヒーターが壊れた時には役立ちました。