ここ最近、突然気温が下がってきているので、人間も風邪を引いてしまう人が出てきている位ですから、もはや屋外に設置している水槽のメダカやミナミヌマエビが産卵をすることは殆どない状況になっています。
よって、この時期にメダカの稚魚が誕生した人は、その殆どが室内環境で飼育をしている人だと思いますけど、そのメダカの稚魚についての相談を受けましたので今回書いてみたいと思います。
誕生したメダカの稚魚が餌を食べなくて困っている。
早速ですけど、今回の相談内容としては、誕生したメダカの稚魚が餌を食べなくて困っているといったご相談なのですけど、この時期に誕生したメダカは結構貴重な存在ですから、出来れば大きく育てて頂きたいと思います。
それで、メダカの稚魚が餌を食べない理由ですが、一番最初に思いつくことと言えば、誕生いたばかりのメダカというのはお腹に栄養分を詰めたヨーサックと呼ばれる袋をぶら下げています。
生まれてすぐのメダカはいくら餌を与えても食べない。
このヨーサックがついているメダカはそこから栄養をとっている為、この時期は餌を食べることはありませんので、誕生して数日間はメダカの稚魚に餌を与える必要はありませんし、与えても水槽の中で腐ってしまって悪影響を与えるだけになります。
もし、ヨーサックをぶら下げているメダカの稚魚が餌を食べないのであれば、それは単純に餌を与えてはいけない時に与えていることになりますので、今すぐに餌を与えるのをやめたほうが無難です。
ヨーサックがなくなっているメダカの稚魚が餌を食べない。
孵化したばかりのメダカの稚魚ではなくて、お腹のヨーサックがなくなっているメダカの稚魚の場合でしたら、毎日何度も餌を食べないと餓死してしまいますので、この時期に餌を食べないメダカ=余命数日状態になってしまいます。
その為、飼育者も注意して、毎日何回も餌を与えないといけないのですが、現在10月になっていて環境によっては室内環境の水槽であっても水温がかなり低くなっている場合もあり、その場合はメダカの稚魚があまり餌を食べなくなります。
水温が下がりすぎると、本来はその様な環境で生まれることもないはずのメダカの稚魚は急激に体力を落とすことになり、結果的にいつの間にやら水槽からいなくなってしまうことになってしまう場合もあります。
個人的にはヒカリの金色パッケージのメダカの餌が稚魚には最適。
水温を確認して25度以下になっている場合、速やかに水槽用のヒーターを購入してメダカの稚魚を育てている水槽にセットしておけば、普通に餌を食べてくれますから、その後は安心です。
その他の原因は得に考えられませんが、単純に不適切な餌を与えていた可能性もありますから、個人的にはヒカリの金色パッケージのメダカの餌を、指ですりつぶして粉末にして与えるのがメダカの稚魚にとって良い条件になることが多いです。
個人的にはオススメの餌になりますが、価格が高いのがネックですね。