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身体障害や重度の疾病を持つ泳げないメダカの育て方|生きる力

メダカの飼育をしていると、特に気温が大変高い夏の時期になると、大量の奇形のメダカが誕生する事があり、その中から偶然体長の短い「だるまメダカ」と呼ばれるメダカが生まれてくる事があります。

だるまメダカに関しては、普通に商品として一般定着しつつありますから、特にきにする人はいないのかもしれませんが、だるまメダカ自体が、元々奇形の体の短いメダカを固定したものです。

しかし、だるまメダカは体が短いので普通のメダカと比べたら身体能力が低いとはいえ、その他のもっと酷い奇形のメダカたちはまともに泳ぐ事もできずに、餌も食べれずにあとは死を待つだけといった状態になってしまい、実際に半年後、1年後水槽を泳いでいる奇形のメダカは殆どいません。

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これも、自然の淘汰なのでしょうけど、水槽という大変狭い水量ですから極端に水温が高くなってしまう訳で、自然界の川ではそこまで水温が上がる事自体殆どありませんので、人為的な奇形を作ってしまう環境が原因といったところでしょうか?

 

 

生まれてきたメダカをなるべく長く育ててみよう

 

メダカ自体、人の手によって意図的に卵と稚魚を隔離していくような育て方をしていくと、殆ど無限に近いような状態に増殖してしまいますし、水槽の限界を超えた個体数の飼育は出来ませんから、いつの間にやらメダカの稚魚が激減している事になります。

これも自然の摂理といった話なのですが、そのような健康体のメダカの稚魚ですら落ちてしまう状況の中、体に重度の障害を背負ったメダカがたくましく生きている事を見る機会があります。

自然界では、まともに泳げないメダカはすぐに天敵に捕食されてしまって、生きていく事自体できないのですが、人の飼育下であれば、天敵そのものが全くいない状況で飼育する事が出来ますから、障害を持つメダカも生きていく事が出来るのです。

ただし、健康で五体満足のメダカを水槽の限界領域を巡って生存競争をしていく訳ですから、それはそれは過酷な状況で生きていく事ができる、賢いメダカなのかもしれません。

見た目がイマイチであるとか、泳ぎ方が変であるメダカの場合は、真っ先に処分されてしまったり、他の魚の餌にされてしまうことが多いのですけど、余裕があれば、そういった重度の障害を持っているメダカも健康なメダカと同じく、優しく育ててあげるのも良いかもしれません。

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重度の障害を持つメダカの寿命は健康なメダカよりも短い

 

稚魚の段階で、あれだけ沢山水槽内を泳いでいたメダカたちであっても、その水槽の水量や濾過フィルターの限界を超えて生きていくことは出来ませんから、最終的には適切な個体数まで落ち着くことになります。

その過酷な生存競争を生き残った、重度の障害を持つ普通に泳ぐことも難しいメダカたちなのですが、実際に大きく成長したとしても、体のあらゆる箇所に障害があるため、健康には育ってくれません。

また、健康な固体であれば3年、4年と生きていくメダカもいるのですが、障害のあるメダカはそれらの健康で長寿なメダカと比べても、もう少し寿命は短いようです。

大きさ的には、障害があっても3cm位の大きさまではなんとか成長してくれます。

背骨が異常な角度で曲がっていたり、内臓や浮き袋が発達異常なため、浮力を使って浮かぶことができずに、ドジョウのように水槽の底面でうろついているメダカが、必死になって生きているのを見ると、ちょっと感動してしまうかもしれません。

そういったメダカを飼育するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

 

障害を持っているメダカがいる水槽では餌を多めに与えましょう

 

重度の障害を持つメダカは、だるまメダカが素早いメダカに思えるくらい、まともに泳ぐことはできませんから、餌を食べる振る舞い自体がとても難しい行為になります。

そのため、そういったメダカがいる水槽では、餌を多めに与えて、他のメダカが食べ残して水槽の底面に沈んでいく餌をより多く用意する必要がありますし、完全に沈んだ餌はメダカは食べることが出来ません。

そのため、普通のメダカの水槽よりも水質が悪化してしまう傾向にあるのですけど、その際には我らがミナミヌマエビが水槽の中にいれば、食べ残しで沈んでしまった餌をきれいに食べてくれますので、水槽の中が清潔に保てることになります。

餌を普通よりも多く与えないといけない水槽では、ミナミヌマエビも合わせて飼育しておくと大変便利でお勧めです。



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