ミナミヌマエビ飼育研究所

自宅で大繁殖させてみよう

ピンポンパールのようなメダカを増やすべき?|前編

2年ほど前に誕生したメダカというのは、結構変わった個体のメダカが沢山いたりしたものなのですが、一般的には通常形状では無いデザインをしたメダカの寿命というのは極端に短くなる傾向にあります。

いわゆる奇形というやつなのですが、メダカの様に大量に卵を短期間で生み続ける様な生き物の場合は、通常とは異なる形状の奇形個体が誕生する確率も比例して高くなりますので、注意深く観察をしていると面白い個体が沢山生まれてくることがあります。

 

 

なぜ?2年ほど前に誕生したメダカは奇形のメダカが多かったのか?

スポンサードリンク


 

メダカを安定して飼育するようになると、毎年大量の卵を産み続けますから、飼育者が意識して卵や稚魚を隔離するなどの対策を行っていた場合、それは飼育しきれないくらいのメダカの稚魚が毎年必ず発生することになります。

ただ、一般的には飼育できる個体数には必ず限度がありますので、環境に合わせて弱い個体から自然と落ちていきますから、実は知らない間にいなくなっているメダカの稚魚も結構多いのです。

もちろん、ミナミヌマエビが同居していれば、ミナミヌマエビの格好の餌になります。

そういった稚魚の亡骸が屋外水槽の微生物やバクテリアなどの養分になり、それをさらに生き残っているメダカの稚魚が食べていく訳ですから、他のメダカの稚魚の糧としてのみ誕生してくるメダカのことも忘れてはいけません。

では、何故2年ほど前に誕生したメダカに奇形の個体が多かったのかといえば、その理由は簡単で、極端に暑い夏が断続して続いたため、屋外水槽の水温が物凄く高くなっていたからです。

 

 

猛暑が続いたとても暑い年に誕生した奇形メダカは耐久性が高いことが多い?

 

今年の夏はエアコンもあまり使わないくらい涼しい夏でしたから、去年と同じくらいの個体数のメダカが誕生しているとは言え、奇形のレアな個体は殆ど見られず、仮に奇形個体が生まれていても誕生して数日間のうちに落ちてしまっていたのかもしれません。

その年の夏が猛暑であればあるほど、奇形のメダカが誕生する確率が高くなり、その際に生まれた奇形のメダカは耐久性が高いことたいが多いことが、これまでの飼育によりある程度分かってきています。

ただし、絶対ではありませんし、環境や飼育個体によってその差はあるかもしれませんが、少なくとも私の飼育環境や飼育データはその様になっています。

スポンサードリンク



猛暑の中誕生するメダカというのは、何かしら特別な遺伝子を持っているのかもしれませんし、かつての偶然それまでとは異なるDNA配列を持った個体が誕生して、さらに偶然生き残って繁殖することにより人類が誕生したと言われていますから、生物の進化のヒントになるのかもしれません。

ヒントは過酷な環境下ではあらゆる生物が限界を超える可能性があるのかもしれないということですね。

 

 

 

奇形のメダカの寿命は短くて飼育の難易度も高いのです。

 

一般的には奇形の個体と言うのはどれも短命なのですが、ダルマメダカという商品名で流通しているメダカだけは別格であり、通常のメダカと比べれば飼育が難しいとか繁殖が難しいといった事情はありますけど、その他の奇形のメダカと比べれば断然安定しています。

飼育者次第では数年単位で生き残ることもできますし、繁殖をすることもできますが、慣れていない人であれば、ダルマメダカはすぐに落ちてしまいますから、最初に手を出すべき個体ではありません。

その様に奇形の個体のメダカというのは、ダルマメダカと呼ばれている個体を除いて、一般的にはどれも長期的な飼育自体が難しくて、繁殖も難しいのですけど、2年前に誕生したメダカの個体は今でも残っている特殊な個体がいるのです。

 

 

特殊個体であるピンポンパールの様なメダカは残り1匹です。

 

それが、ピンポンパールのようなメダカであり、現在は残り1匹になってしまっていますし、その後はこの様な個体のメダカは誕生していませんから、今にして思えば沢山水槽の中を泳いでいた際に、増やしておくべきだったのかな?と思っています。

大きさは通常のメダカくらいなのですが、その形状がピンポン球の様に膨らんでいて、一見して病気なのかと思えるくらいなのですが、誕生した頃からずっとその様な形状をしていますから、生まれつきピンポン体質のメダカの様です。

 

金魚のピンポンパールまでのピンポン形状ではありませんけど、明らかに他のメダカとは体の形状が異なっていますし、大きさは3cmくらいあるのに泳ぐのがとても下手です。

最後の1匹になってしまったピンポンパールのような特殊個体のメダカを今後どうするのか?、これを増やして固定していけば、アクアリウムに興味を持ってくれる人を増やすことができるのか?

色々と考えることはあるのですけど、次回に続きます。



スポンサードリンク





ミナミヌマエビ飼育研究所 © 2015 Frontier Theme