ラムズホーンが1月に産卵?日本の環境で進化した?

ここ最近では、アメリカで超絶な寒波が発生していて気温がマイナス40度で、車を運転中に人が凍死するなどのあり得ないような報道がされています。日本でも一部では大雪の寒波が発生していていますが、東京は何故か異常に温かいって感じでしょうか?

東京は何故か?温かいと言っても昼間の気温は14℃くらいですけど、深夜から早朝になると3度から0度の間です。いわゆる、昼間は暖かいけど、夜は寒い事には変わりはないので、屋外のメダカやエビ等は底でじっとして動かない状態です。いわゆる冬。

そこで、ベランダの水槽の撤去などをしているのですが、気になったのが、ピンクラムズホーンが活発に活動していて、なんと!稚貝まで大量に発生していて、水槽のガラス面に生まれたばかりのピンクラムズホーンの稚貝が貼り付いているのを見て絶句です。

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ラムズホーンが1月に産卵?日本の環境で進化した?

 

ラムズホーンが日本の冬の時期の1月に産卵?、ラムズホーンって本来はインド化そこらに生息していた暖かい地域で繁殖している貝ですから、本来は日本の冬も屋外では越冬できないと言われていた外来種の貝です。それが1月に産卵している訳ですよ?

水槽のガラス面に沢山貼り付いているピンクラムズホーンの稚貝をみて、はあ??っ、これは何?って感じです。日本原産のメダカや金魚、ミナミヌマエビですら気温が低くて水温もそれに連動して低い為、全く活動していないのにまさかの産卵活動ですよ。

これまで、ピンクラムズホーンを長期にわたって飼育管理していますけど、1月に産卵活動をしているのを確認したのはこれが初めてです。日本の環境に合わせて進化したのか?、日本のタニシですら冬場には産卵活動しないのに、まさかのラムズホーンです。

 

 

ピンクラムズホーンは元々科学者から頂いた貝でした。

 

現在、飼育管理しているピンクラムズホーンは元々、科学者が研究用に飼育している個体を数匹程度頂いたものでした。それがいつの間にやら凄い数に増えていて、冬でも屋外で安定して越冬できる状態になり、更には産卵活動を1月に行って稚貝が増えてる。

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これが、たまたまなのか?、ピンクラムズホーンが進化したのかはよく分かりませんけど、日本の環境に完全に合わせたピンクラムズホーンの個体が発生し、更には1月にも繁殖活動をする貝が日本の河川等の自然環境で大発生したら大問題になりそうです。

メダカとかミナミヌマエビが水槽の底でじっとしている環境で、ピンクラムズホーンの稚貝が沢山誕生して動いている訳で、暫くはこの環境を確認していこうと思います。ある程度の稚貝は室内の水槽に移動させていますが、当然ヒーターは入れていません。

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1月に産卵活動を行う個体が固定化できたら?どうする?

 

最近の異常気象により、世界は大寒波で都市が凍りついたりしている中、東京は何故か?暖かくて昼間は15度位まで気温が上がっていることも有るので、それが原因でピンクラムズホーンが産卵活動を行っているのか?、偶然の突然変異個体が誕生したか?

さっぱり分かりませんし、これまで長期にわたってピンクラムズホーンを飼育管理してきましたけど、こんな状況初めてなので、冬場の寒い時期に産卵活動を行うピンクラムズホーンの個体が固定化できて今後も育成出来たらどうなるのか?、気にはなります。

異常気象で生命が進化するのか?、なにかのきっかけで特殊な個体が誕生して生命が進化してきたのは地球の歴史そのものなので、なにかおもしろい状態になれば良いのですけど、結局、真っ白いタニシは固定化することが出来ず絶滅したので、どうなるか?

アクアリウムで長期間に渡って同じ個体を飼育繁殖させていると、たまに変わった個体が発生したり、面白いものをみる事ができるのですが、最近はアクアリウムを辞める人が増えてきていて、周囲の友達も次々と水槽を処分してやめているのが残念です。



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