ピンクラムズホーンが固形状の卵を産むのがやはり信じられない

先日、偶然水槽の中で発見したミナミヌマエビ位の大きさの謎の物体ですけど、その正体がピンクラムズホーンの卵である事が分かり正直言って未だに驚いています。

ピンクラムズホーンの産卵と言えば、水槽のガラス面とか水草にシールで貼り付けたような卵を大量に産み付けるのが定番なのはみなさんご存知の通りです。

今回のように、水槽の底にミナミヌマエビ位の大きさの2cm位の固形物や、コリドラスタブレット形状の1cm位の大きさの固形物を産み落とすのはこれまで見た事がなかったからです。

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ピンクラムズホーンの卵であることが証明されたのですが・・・。

 

その怪しい不思議な固形物を完全に隔離した水槽の中に入れておいたところ、暫くしてピンクラムズホーンの稚貝が生まれてきたので、これは間違いなくピンクラムズホーンの卵であることが証明された訳です。

しかし、実際に現物を見て自分で確認をした後でも、未だにこの状況が不思議で信じられないのですが、ピンクラムズホーンがこのような産卵の仕方をすることってあるんでしょうかね?

正直言って、初めてこのような産卵を見た訳ですから、貴重なデータ取りにはなったのでしょうけど、これまでピンクラムズホーンは大量に繁殖させてきていますが、このような産卵方法を行った個体は今回が初めてです。

お恥ずかしながら、これまで長期間において色々な個体を飼育してきていますが、てっきり、ピンクラムズホーンは水槽のガラス面とか水草などにシールのような膜で保護しながら卵を産み付けるものであるとばかり思っていました。

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2cm位の卵を産み落としたピンクラムズホーンはかなり大きい。

 

今回、水槽の底にミナミヌマエビ位の固形物を産み落としたピンクラムズホーンの個体というのは、かなり大きな個体なのですけど、それにしても産み落とした固形状の卵の大きさはかなり大きいのです。

その為、産卵後の影響なのかピンクラムズホーンの先端の殻が左右とも破損していますから、産卵する際にあまりの大きさに殻が壊れてしまったのかな?と思ったりもしているのですが、真実は定かではありません。

その後も、これまで通りに水槽の中でウロウロしているのですけど、ピンクラムズホーンの寿命は一体どれくらいになるのか?この個体を観察することにより、新しい事実などがわかってくると面白いかもしれません。

そこで、今回水槽の底に沈んでいた浅草のアサヒビールのオブジェのようなピンクラムズホーンの卵なのですが、生まれてきた稚貝を見ていてちょっと驚くことがありました。

 

 

浅草のアサヒビールのオブジェ卵から生まれた個体は成長が早い。

 

今回、最初は特殊個体といいますか、普段とは異なる産卵をしたオトシンネグロの卵なのかな?と思っていてちょっと期待はしていたのですが、実はあまり嬉しくないピンクラムズホーンの卵だった訳です。

そして、そのピンクラムズホーンの卵を隔離した水槽の中では新しい稚貝が誕生してきている訳ですが、観察してみるとちょっとこれまでの個体よりも成長速度が早いような気がしています。

先日誕生したばかりで、餌も全く与えていないのに、もう大きさが5ミリを超えていますから、成長速度が早い個体だったら、もしかしたら面白いことになるかもしれないと少々期待をしているところです。

基本的に、ピンクラムズホーンというのは、何もしなくても大量に増え続ける為、定期的に除去をするくらいどうでも良い生き物ですし、別に水槽からいなくなっても何も困らないのですが、そういった環境を察知して、何かしら進化でもしてくれたら嬉しいなとは思っています。

2cm前後の固形状の卵から生まれた稚貝の成長速度が早いのは単なる偶然なのか、たまたまそういった個体だったのかは分かりませんけど、もう暫く様子を見る必要があるかもしれません。

何か進展があれば追加でお知らせします。

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