水槽を処分したい場合はどうすれば良いの?|粗大ゴミの回収日が重要

アクアリウムをやっている人は他のペットの飼育と違って散歩も必要ありませんし、一度設置した水槽はその場所から動かすこともありませんから、飼育している魚やエビが全滅したりしても、また新しい生体を追加するだけで全てが終わります。

水槽の設置スペースとわずかな電気代だけあれば、いろいろな魚やエビ、貝などを特別手間暇もかからず飼育できる訳ですから、お手軽なペットとしても大変有用的です。

出来れば、日本の全てのご家庭で冷蔵庫の様に一家に一台くらいのペースで皆さんにも採用して欲しいくらいなのですが、なかなかマイナーなペットとして今でもニッチな分野として扱われています。

今後はどうなるのかは分かりませんが、犬や猫の様に巨大なペット市場として変化を遂げるのであれば、今よりも飼育器具の価格は下がりより良いものが出てくるのでしょうけど、現状ではあまりそちらにも期待できません。

 

 

水槽や飼育器具が必要なくなったらどうすれば良いのか?

 

ペットとしてはマイナーな扱いとマイナーな市場になっているアクアリウム業界なのですが、室内環境にて魚とかエビの飼育をする場合は、必ず水槽が必要になりますので、皆さん水槽一式を購入するのですけど、結構な割合で途中でやめてしまう人がいるのも事実です。

定期的な水換えが面倒であるとか、置き場所が邪魔になるとか、引越しなどで水槽一式が必要なくなる事は誰でもありますし、犬や猫の飼育でも途中で飽きてしまって放置してしまう人も沢山いる訳ですから、アクアリウムでも同様なのです。

ここで問題が発生するのですが、アクアリウムを完全にやめたい場合は、やめようと思っても簡単には止めれませんので、その際に飼育している魚やエビの処分と飼育器具の処分をしないといけなくなります。

飼育している魚やエビの処分というのは実は簡単であり、アリゲーターとかピラルクーなどの巨大な個体以外は購入したペットショップか、その辺のペットショップに持ち込んだら喜んで匿名かつ無料で引き取ってくれます。

 

 

犬や猫の処分は保健所が拒否をして難しいけど魚やエビの処分は簡単。

 

犬や猫の場合は飽きてもう必要ないと思った場合でも、身分証明書持参で保健所に持ち込む必要があり、最近では保健所が容易には引き取りをしない様な風潮になっているため、その辺の公園に捨てる人が後を絶ちません。

それを考えると、アクアリウムというのは飼育してる魚やエビの扱いはとてもラフな感じですから、いつでも始めることができて、いつでも終わらせることができる訳ですからこちらに関してはお手軽かつ気軽と言えるのかもしれません。

しかし、水槽を含む飼育器具の処分というのは大変難しいことが多くて、サイズが大きな水槽ほど処分に困ることになりますので、60cm以上の水槽を購入しようとしている人は、購入時から処分する時まで覚悟が必要になる訳です。

 

 

水槽を処分する際には粗大ゴミとして有料で処分します。

 

アクアリウムを始めたものの、もう続けることができないとか、事情により全てを処分しないといけなくなった際には、飼育している生体に関しては引き取り手は沢山ありますので処分は楽なのですが、飼育器具になるとなかなか難しいことが多いのです。

レッドビーシュリンプなどでしたら、無料で差し上げますとネットに書いただけで沢山の連絡がきますし、メダカやミナミヌマエビでもでも餌用とかに着払いで良いので欲しい人は沢山います。

水槽を処分する際には粗大ゴミとして処分するのですが、なに分ガラス製品ですから、その扱いにも困りますし、大きさも大きいですから60cmを超える水槽の場合は一人で持てない人も多いでしょう。

また、粗大ゴミは都心のタワーマンションなどでしたら一年中いつでも処分する事が出来ても、地方の場合は半年に1回とかの割合でしか収集してくれないことも多いため、その間は自宅で保管しておくことになります。

 

 

水槽を処分したい場合は事前に粗大ゴミの回収日を調べよう。

 

照明や濾過フィルターについては、燃えないゴミとして処分してよいのか、粗大ゴミとして処分するのかについては、お住いの自治体によって扱いが変わってくるのでそちらで確認することになるのですが、水槽に関してはまず粗大ゴミ扱いです。

よって、一年中いつでも粗大ゴミを処分できるような住宅に住んでいない場合は、水槽の中の魚やエビを処分しても、水槽自体は粗大ゴミの収集日まで処分できないことになりますから、ゴミの回収日を計算しておかないといけません。

また、水槽の場合はネットオークションに出す場合でも、郵送の手間暇とか水漏れがあった際の相手からの補償請求やクレームが来るリスクを考えると、そのままゴミとして処分したほうが全然リスクが少なくなります。

一度購入すると処分は思いの他大変なのが水槽になりますから、処分しなくてもなんとかなるのであれば、折角アクアリウムを始めた訳ですから、なんとか頑張ってそのまま飼育を続けてみてはいかがでしょうか?