ガラス水槽の淵につく頑固な白い汚れ|ヤスリで磨いてはいけない

ガラス製のフチなし水槽を設置しているとよく見られる症状なのですが、長期間使っている際によく見てみると、水槽の上部付近に白いアザのような汚れが付いているのを目にすることがあります。

この水槽上部に付いている白い汚れは大変頑固な汚れであり、メラニンスポンジや三角定規で擦ってもまず落ちませんので、殆どガラスと一体化しているような感じですから、どうしていいのか困ってしまう人も多いのかもしれません。

水槽内に付着している頑固な緑色の丸い斑点状の苔も大概頑固な汚れであり、メラニンスポンジでは落とすことは出来ませんが、それでも元祖三角定規を使えば綺麗に落とすことが出来ますので、白い汚れは苔よりも更に頑固なようです。

こちらの、ガラス水槽を設置して長期間使っていると、いつのまにやら水槽上部に付いている白い汚れはの正体は一体何なのでしょうか?

EJ-30H水槽用 丈夫な塩ビ製バックスクリーン 30×40cm 黒

 

 

水槽に付着している白い汚れの正体は水道水のカルシウム。

 

実際に室内水槽を設置している人の殆どが、その飼育水に水道水をご利用であると思われますが、水槽上部のガラス面に付着している白い汚れの正体は水道水に含まれて居るカルシウムであり、こちらが長期間利用していると固着して白い汚れになるわけです。

底面濾過フィルターであるとかエアストーンなどを利用していると細かい泡の気泡が連続して24時間弾け飛びまくりますが、その際の細かい泡の気泡が弾け飛んだ際に水槽のガラス面にカルシウムの成分も飛んでいるわけです。

塵も積もれば山となるといった話がありますが、まさにその典型的な話の通りですから、水槽の水がエアレーションで一切飛ばないような環境を作るか頻繁に水槽の内側のメンテナンスをしておけば良いのですけど、普通の人は頻繁に水槽内の掃除をするのは難しいと言えます。

底面濾過フィルターを完全に取り払って、エーハイム2213のような外部式濾過フィルターのみを設置して、水槽の水が水槽内部で飛び跳ねないような環境にするか、フチあり水槽を用意して利用するなどの解決方法もあります。

ただ、分かっていても時間が経つほどいつの間にやら水槽のガラス面に白い頑固なカルシウムの汚れが付着しているのはよくあることですから、そうなった際には見ていて不快にし感じないこの汚れを除去しないといけません。

created by Rinker
エーハイム
¥14,300 (2024/12/14 15:13:03時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

白い汚れをコンパウンドやヤスリで研磨してはいけません。

 

メラニンスポンジや三角定規では全く歯が立たない、水槽の淵にできる白いカルシウムの汚れについては実は簡単に落とす方法があり、ネットでもその方法を推薦している人が結構いらっしゃいます。

その方法の大半が、コンパウンドやペーパーヤスリで研磨するといった方法であり、白いよカルシウムの汚れを削り落とすような感じで除去していくのですが、この方法を使えばあれだけ頑固だった汚れも綺麗に除去することは可能です。

ただし、実際にその方法を試してみると水槽が傷だらけになりますので、それでも問題がない人であれば良いのでしょうけど、水槽に傷がつくのが嫌な人の場合は、コンパウンドやペーパーヤスリで研磨する方法は全くお勧めできません。

一度でも研磨して水槽についてしまった傷というのは、もう消すことが出来ません。

created by Rinker
ビッグマン(Bigman)
¥706 (2024/12/15 04:38:08時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

白い汚れを落とせても水槽が傷だらけになっては意味がありません。

 

水槽の白いカルシウムの汚れを落とすために、目の細かいコンパウンドやペーパーヤスリを購入してきてゴシゴシしていたら、確かに白い汚れは落ちたけど、水槽が傷らけなってしまい結局新しい水槽を購入した人もいらっしゃいます。

ガラスは硬そうに見えて結構柔らかい素材ですから、コンパウンドなどの研磨剤で磨いたらそれは簡単に傷だらけになってしまいますので、そうなるくらいでしたら最初から白い汚れのまま放置しておいたほうがマシなケースもあります。

水槽に細かい傷が沢山ついても問題がない人だけがコンパウンドやペーパーヤスリで白い汚れを削り落とすような感じですから、十分注意をして自己責任でそれをしないといけないことにご注意ください。

Bigman(ビッグマン) 日本製 マジックテープ式 紙ヤスリセット #240 5枚入り 細目 紙やすり サンドペーパー 研磨 セット
ビッグマン(Bigman)