枠なしガラス水槽に付着する白い汚れはそのまま放置が良い理由

ガラス水槽を設置してから暫く使用していると、何だか気になる白っぽいものが水槽の上部近辺に付着するようになり、それがだんだんと大きくなっていき、この白い付着物が気になって仕方がない人もいらっしゃると思いますが本当に頑固な汚れになります。

それで気になって三角定規で削り取ろうとしたり、メラニンスポンジで削り取ろうとしたりする人も多いのですが、頑固なコケなら三角定規で殆どの除去が可能ですが、この水槽上部の白っぽい汚れについては中々取ることが出来なくて困ってしまいますね。

 

 

水槽上部に発生する白っぽい汚れは水道水のカルシウムらしい。

 

この、水槽上部の内側のガラス面に発生する白っぽい汚れが何かと言えば、水道水に含まれるカルシウムが飛び散って付着したものらしくて、長期間に渡って少しずつ水槽のガラス面に付着していくことから大変除去がしにくい汚れの代表的になっています。

この類の汚れであれば車の板金用の細めのサンドペーパーを使えば綺麗に落ちるといった話がありましたので、実際に試してみることにしたのですが結論から言えば確かに白っぽい汚れは綺麗に落ちたんですけど、水槽のガラス面に細かい傷が沢山つきました。

光を当てないと分からないくらいの細い線傷なんですけど、水槽上部にそのような線傷がついていると気になって仕方がない人もいるかもしれませんので、車の板金で使う一番細いサンドペーパーであっても水槽の研磨に使うのは止めておいたほうが良いです。

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枠あり水槽なら白っぽいカルシウムの汚れは付着しません。

 

水槽の上部に付着する白っぽいカルシウムの汚れなんですけど、実は枠あり水槽なら殆ど付着することはなくて水槽の上部にプラスチックのフレームが付いている枠あり水槽を使っている人は、この白い汚れを見たことがない人もいるのではないでしょうか?

現在、20年以上使ってきているニッソーの枠あり水槽があるんですけど、水槽上部には白っぽいカルシウムの汚れなどは全く付着しておらず、水槽全体に丸っぽい緑色の頑固なコケがついているくらいで、何ら問題なく利用できています。

白っぽいカルシウムが付着するのは大抵は枠なしのガラス水槽であり枠なしのガラス水槽特有の症状になりますし、キレイに除去する方法はあるのかもしれませんが、サンドペーパーなどの研磨による方法は細かな線傷がつくことになるのでお勧め出来ません。

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枠なしガラス水槽に付着する白っぽい汚れは無視するのがお勧め。

 

定期的に水槽の上部を掃除していて、白っぽい汚れがつかないようにしている人なら別なのでしょうけど、大抵は気がついたらこの汚れを確認することになる事が殆どであり、その場合除去しようとしするなら一旦水槽をリセットしないといけなくなります。

この水槽のリセット作業は大変な重労働であり、飼育している魚やエビ等に与える影響も大きいため、出来ればあまりしないほうが良いですし、水槽にダメージを与えずに、白い汚れを安全に除去できる方法でもない限りは後で後悔をする事になります。

そして、後悔をした時には水槽はリセットされていて、また一からセットアップをしないといけない状態で、水槽にはダメージがついていたり化学薬品を使っていたらそれの除去もしないといけませんので、結局、何もしない方法が一番手っ取り早いのです。

車の板金用のサンドペーパーで必死になって研磨を行い、綺麗に白い汚れが落ちたと思って光を当ててみてみたら、水槽のガラス面が線傷だらけになっているなどでしたら、もうその水槽を使う気分でもなくなるので、確実な方法がない限りは無視しましょう。