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ペットショップの水槽で必ず大磯が使われている理由とは?

ペットショップと言えば、犬とか猫ばかりを扱っているようなイメージがありますが、マイナーとは言え、魚やエビを扱っているペットショップも少なからずありますし、ホームセンターなどでは犬猫コーナーよりも魚とエビコーナーの方が多いくらいです。

そのような魚とかエビを商品として扱う専門業者であるペットショップの水槽を見てみると、必ずあることに気がつきます。

それは、どの水槽を見てもその殆どの水槽に大磯が大量に敷き詰められていて、それと合わせて底面ろ過フィルターも稼働している水槽ばかりの筈です。

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当然ですが、海水水槽の場合は大磯を敷いている水槽などありませんから、全て淡水の魚とエビの水槽の話であり、レッドビーシュリンプなどのエビは、ソイルが敷かれている水槽に展示されている事が多いと言えます。

大磯と底面ろ過フィルターの水槽には、水作エイトのMサイズが2個設置されている事も多いですね。

 

 

なぜ?ペットショップのような専門業者は大磯を使うのか?

 

専門業者というのは、そこで展示されている水槽の中にいるエビや魚を商品として扱っているわけであり、一般家庭のように観賞用として飼育している訳ではありません。

その結果、その水槽の環境がどうなるのかと言えば、限界を超えた個体数の魚やエビが水槽の中にいる超過密状態の水槽になり、水質管理が一気に難しくなる事になります。

一般家庭のように、適正数よりも少ない個体数にして、安定して水槽を管理しているような状態では、商売にはなりませんので、多すぎるくらいの個体数を必ず水槽の中で見かける筈です。

その状態で、大磯が使われているという事は、底面フィルターとの組み合わせにおいて、高いろ過能力が期待できるという事であり、水槽の中の魚やエビを生かすためにそれが必要であるという事になります。

 

 

見た目重視の水槽ならソイルや細かい川砂ばかりの水槽になる筈?

 

合わせて水作エイトを2個ほど水槽に入れているペットショップが多いのは、水槽内の魚の生存率を高めるためであり、決して趣味とか水作からお金をもらって宣伝用に入れている訳ではありません。

水槽内の魚やエビは鑑賞の為ではなくて、商売の為にお客さんに現物を見て頂く商品であり、魚やエビの生存率を上げる為に大磯、底面フィルター、水作エイトが利用されています。

もし、観賞用だったら、ソイルとか細かい砂を積極的に使った方が見た目も良いですし、真っ先に水作エイトを水槽から撤去する事になるでしょうけど、そういった水槽はペットショップの中では展示用のごく一部の水槽にしか利用されていません。

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この事から、ペットショップが必ず大磯を使っている理由は、水槽内の魚やエビの生存率を上げる事に他ならないのですが、その他にも理由があります。

 

 

大磯と底面フィルターを使うと管理がとても楽なのです。

 

実際に、メダカとかミナミヌマエビの飼育をしている人なら誰でも知っている話として、水槽を管理していると必ず水換えといった重労働を定期的に行わなければならず、水換えを全くしないと水槽が危機的な状況になります。

屋外水槽であれば、別に水換えは全くしなくても良いのですけど、室内水槽の場合で定期的な水換えを全くしなくて良いのは、垂れ流しの大型水槽だけであり、どのような水槽であっても、必ず水換えをしないといけません。

飼育者や環境によっても異なるのですけど、大体、1週間に1回とか、2週間に1回くらいの割合で定期的な水換えをしている人が多いでしょうか?

普通の家庭では60cm水槽が1個あれば良いくらいですけど、それでも水換えというのは大変な作業であり、それなりの時間を使って水換えを行うのですが、これが専門業者になるとその水槽は10個や20個ではききません。

 

 

専門業者は水槽管理にかかる人件費などのコストも重要になります。

 

多ければ50個以上の水槽が展示されている訳であり、その全ての水槽は過密飼育になっている訳ですから、絶対に必要になる水換えの時間を短縮する事、すなわち運用コストも計算に入れないといけません。

水換えと同時にろ過フィルターのメンテナンスを行うもの普通であり、これがエーハイム2213のろ過フィルターを使っていたとしたら、それは大変な時間的コストが掛かるのですが、底面フィルターなら極めて簡単です。

 

底面フィルターと大磯の組み合わせでしたら、水作のプロホースを使って、一気にろ過フィルターと水換えが行えますし、それにかかる時間も圧倒的に少なくなりますから、専門業者は大磯と底面フィルターを使うのです。

そんなろ過フィルターの管理で過密飼育をしても大丈夫なのかと言えば、問題があればこれだけ多くの専門業者が大磯を好んで使うはずもありませんから、全く問題はありません。

交換用の水に関しては、水槽が並んでいる場所の見えないところの一番高い位置に大きな水換え用の水を回している水槽があり、そこから一気にサイホンの原理で下にある展示水槽に水を流し込みますから、極めて効率がいいのです。

水道水を一週間、二週間くらい、専用の大型の水換え水槽で回しているから、安定して水換えも行えるのです。大磯は結構便利な飼育道具の一つなのです。



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Updated: 2015年10月6日 — 2:10 PM
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