屋外のミナミヌマエビを室内水槽に移すと死ぬ場合の対策

春から夏にかけて、屋外水槽で飼育しているミナミヌマエビの個体数は爆発的に増えているはずですから、水槽の中を見ると沢山のミナミヌマエビが確認できるはずです。

ただし、産卵をするような大きさのメダカが水槽にいた場合は、殆どの稚エビが食べられてしまいますから、爆発的にミナミヌマエビが増える事なく、適切な個体数に落ち着いているはずです。

メダカを入れなければ、その水槽の中には爆発的にミナミヌマエビが繁殖してくれるのですが、そうなると今度は蚊が大発生をする原因を作ってしまう事になりますから、この辺りのバランス調整が難しいのです。

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メダカの稚魚でしたら、ミナミヌマエビの稚エビを襲う事はありませんけど、メダカの稚魚は蚊の幼虫である赤虫を食べてくれませんから、蚊の対策には使えませんが、ミナミヌマエビの爆発的な繁殖水槽で同時に飼育は可能です。

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室内水槽で飼育するミナミヌマエビの寿命は短くあまり増えない。

 

室内水槽と屋外水槽にて、長期間においてミナミヌマエビの飼育と繁殖をしているとわかるのですが、室内水槽で飼育していると自然とミナミヌマエビの個体数が減ってきてしまいます。

もちろん、全滅するような事はありませんし、狭い水槽内でメダカと同居させているものですから、稚エビが生まれてきても次から次から食べられるので増えない事も理由になります。

また、室内水槽の致命的な問題としては、ホテイアオイを育成する事ができない為、稚エビの隠れ家や餌場が弱くなるといった要因もあるのかもしれません。

エビの骨格を保つのに太陽の光があった方が良いのかもしれませんが、ミナミヌマエビの場合は、室内水槽よりも屋外水槽の方が爆発的に増える事は間違いないようです。

結果的に室内水槽で飼育しているミナミヌマエビというのは、飼育期間が増えるほど、段階的に個体数が減ってくる為、定期的に屋外水槽で爆発的に増えた個体を移動させる事になります。

 

 

爆発的に増えたミナミヌマエビも間引きしないと個体数が激減する?

 

屋外水槽で飼育しているミナミヌマエビが夏ころに爆発的に増えたからと言って、そのままにしておくと、翌年には自然に個体数が減ってしまい、爆発的に増える前の状態に戻っているはずです。

これは、水槽の大きさに合わせて自然と強い個体のみが生き残る事になり、寿命で死んでしまった個体や、生存競争に負けてしまって死んでしまった個体が自然といなくなり、限界飼育が可能な個体数に落ち着くという訳です。

どのような環境であっても、一定数を超える個体数のミナミヌマエビを安定して飼育する為には、水槽の大きさを大きくする以外に方法はありませんから、設置できる水槽の大きさや数がその飼育者の限界という事になります。

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よって、新しく生まれた個体、もともと水槽にいた個体がほぼ同じくらいの大きさになり、どれがいなくなってどれが増えたのか分からないけど、毎回同じ位の個体数のミナミヌマエビが水槽で確認できます。

なるべく多くの個体数を生き残らせる為には、定期的にその水槽の個体を間引く事になるのですが、その方法としては、釣り餌で使うとか、他の魚の餌にするといった方法もありますが、室内水槽に移動させるのも良いと言えます。

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屋外のミナミヌマエビを室内に移動させるとすぐに死んでしまう?

 

実際に、夏場に爆発的に増えたミナミヌマエビの個体を、室内水槽に移動させると暫くは安定しているのですが、一週間もすると段々と個体数が減ってくるのが確認できます。

全く同じ水道水を使っている訳で、スドーのサテライトも使って完璧とも言える水あわせも行っている訳ですから、安定した室内水槽に移動させてミナミヌマエビが死んでしまう理由がよく分からないといった話です。

多分、長期的にミナミヌマエビの飼育をしている方であれば、殆どの方が経験していると思いますけど、これが案外理由が分からない人が多いのです。

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屋外から室内に移動させる場合はソイルを敷いた水槽がお勧め。

 

屋外から室内に移動させて、その殆どのミナミヌマエビが死んでしまう場合のケースの一つとして、大磯や川砂などを敷いた水槽に移動させてしまっているといった事がよくあります。

屋外水槽のミナミヌマエビというのは、大抵は赤玉土とか荒木田土を敷いた水槽で新しく誕生して成長しているミナミヌマエビである事が多く、同じ水道水を使っていても、屋外水槽と室内水槽の水質が極端に違う事がよくあります。

コケだらけのベアタンクとか大磯を敷いている屋外水槽であっても、室内水槽とは水質が全く異なる事が普通ですから、その場合は室内水槽にソイルを敷き詰めておけばある程度ショックが緩和されるのです。

大抵は、メダカとかランプアイが泳いでいるような水槽のコケ取りとか、バリエーションを増やすためにミナミヌマエビを追加する事が多く、そのような水槽は大抵が大磯が使われています。

レッドビーシュリンプのように完全に単独飼育でソイルを敷いている環境にミナミヌマエビを移動させてみると分かりますが、恐ろしいほど個体数が減らない事が確認できます。

やはり、ミナミヌマエビもレッドビーシュリンプと同じく、なるべくソイルを敷いた室内水槽に屋外から移動させたほうが多くの個体数が残る事になりますから、そちらのほうが良いかもしれませんね。

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