メダカの稚魚の生存率を高める方法|マルエツのジャガイモ水槽

今年の春先に大手スーパーマルエツに行った際に、小ぶりの一口サイズのジャガイモが1ケース100円で売られていたので、思わず沢山購入した時期がありました。

ただし、マルエツは外税方式なので、100円で安心して10個のジャガイモをケースごとレジに持っていくと消費税込みで1080円になりますから、出来れば以前の税込みの表示にしてほしいものです。

消費税が8%に増税された際に、スーパーなどでも一斉に消費税分を除外した表示にしたり、その消費税を除外した価格を大きく赤字で書いて、税込み価格は書かないとかも普通にありますから、レジに行った際に金額が高くてびっくりします。

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現時点で消費税を内税で表示しているのは、大手スーパーでもイオンくらいでしょうか?

そのような消費税増税に悩まされつつ購入した1ケース100円のジャガイモが今回のお話であり、そのジャガイモが入っていた透明のプラケースを使って、メダカの生存率を高くする方法になります。

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たかが100円のジャガイモのケースであっても捨てるのは勿体ない。

 

マルエツで購入した100円のジャガイモが入れられてたケースというのは、直径10cmくらいの丸い形状で透明のペットボトルのような素材で作られた薄いケースです。

わかりやすく言えば、ものすごく小さい取っ手のないバケツのようなものです。

これだけで購入したら一つで1円とか2円とかそれ位の価格のものなのかもしれませんが、なかなかこのようなケースは一般向けに売られていないません。

ジャガイモを購入するついでに、このような便利そうで他にも色々と使えそうなケースが入手できると、そのまま捨てるのはもったいないのです。

その為、このジャガイモのケースを何かに使えないかと考えてみたところ、そう言えばサイズ的にもメダカの稚魚の飼育に利用できるのでは?と考えました。

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マルエツで購入したジャガイモのケースで飼育水槽をセッティング。

 

まずは、ジャガイモのケースを軽く水洗いしてから、その底に荒木田土、ソイルなどを5cmほど敷き詰めます。

5cmと厚めにしている理由は、水草も植える為なのですが、元々ジャガイモが入っていたケースですから高さもも12cm前後しかない為、背が高くなる水草は植えれませんから、ミクロソリウムなどの小型のものを入れておきます。

そして、適当に水草を植えた後に水を注ぎ込んで、すでに設置してある発泡スチロールの大型屋外水槽の上にダイソーの頑丈な収納用ネットを乗せて、更にその上にこのジャガイモケース水槽を鉢植えのように沢山並べてきます。

ジャガイモケースはサイズも小さくて完全に透明ですから、複数密着させて並べても太陽の光がどの水槽にも満遍なく降り注ぎますので結構便利です。

飼育用の水槽としての準備ができたら、メダカの卵とか生まれたばかりの稚魚を10匹ずつこの中に入れて、しばらく様子を見てみることにしました。

直接日が当たりにくい場所に設置はしているのですが、全体が透明なケースの為、太陽の光が満遍なく当たり、苔が大量に発生すると予想できましたので、ミナミヌマエビとピンクラムズホーンも複数入れておきます。

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これで、水槽のセッティングとメダカの稚魚と卵の移動は完了しましたので、後はどのような結果になるのかを待つことになります。

この設置を行ったのは7月くらいの為、現在の10月になるまで3ヶ月間はメダカの稚魚用の飼育水槽として運用していることになります。

 

マルエツで購入したジャガイモケースはメダカの稚魚の飼育に最適。

 

マルエツで見かけた100円のジャガイモが入れられていた薄いペットボトルで作られたケースを見て、そのまま捨てるのは勿体ないと思って始めたメダカの稚魚の飼育なのですが、3ヶ月間経過してどうなったかといえば・・・。

まだ卵とか生まれてきたばかりでとても小さかったメダカの稚魚は全てが成長していていて、大きさにはかなりの差がありましたが、一匹も落ちずに無事に育っています。

卵の時とか、生まれたばかりの稚魚の時には、この直径10cm前後のジャガイモ水槽はちょうど良かったのですけど、一部は産卵可能な大きさまで成長したメダカの稚魚を見ていると、少々窮屈そうです。

結論から言えば、ジャガイモ水槽でメダカの稚魚の飼育をするのは大変お勧めであり、元々が無料で入手した水槽ですから、購入したジャガイモの数だけ屋外に並べることができ、サイズも小さいのでいつでも好きな場所に移動させることもできます。

定期的に蒸発する水を追加することになるのですが、その水は、ダイソーの収納用ネットを置いて、その上にジャガイモ水槽を置いている発泡スチロール水槽からそのままコップで掬って入れるだけなので、極めて簡単です。

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メダカの稚魚の生存率は100%でも水草の生存率はほぼ0%な結果。

 

水草は殆ど全滅のような状態になっていたり、荒木田土の水槽に関しては、元々土に含まれていた雑草などが大量に茂ってくるので、定期的に草抜きをしないといけません。

餌に関しては大量の微生物が発生しているらしく、特に与える必要はないのでしょうけど、たまに他の水槽に餌を与える際にこちらのジャガイモ水槽にも餌を与えます。

とても小さなジャガイモ水槽を使って、過密とも言えるメダカの稚魚の飼育を実際にやってみたのですけど、極めて順調かつどの水槽も一匹の稚魚も落とすことなく、育てることが出来ました。

その理由は、荒木田土やソイル、屋外の太陽などが要因なのかもしれませんが、小さくても水槽の形状が丸い為、メダカの稚魚にストレスがたまらなかったのかもしれません。

ダイソーのバケツを使ったメダカの稚魚の飼育に関しても、その生存率は極めて高いものになり、過密とも言えるくらいの個体数であっても、殆どが落ちることなく成長していることから、四角い水槽よりも、円状の水槽の方がメダカの稚魚の生存率を上げるには良いのではないかと考えました。

まだまだ、実験段階で結論は出ていませんが、いろいろな水槽で試してみても、丸い水槽が一番生存率が高いことを考えると、水槽の形状も何かしら関係しているのではないかと思います。

大型の魚を梱包する発泡スチロール水槽でメダカの稚魚を育てても、あまり生存率が良くないことも普通にありますので、稚魚の生存率を高めるには小型の丸い水槽が良いのかもしれません。

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