メダカの稚魚の選別作業は1ヶ月位育ててから判断|レア個体を誕生させる

最初は、何度飼育しても絶滅してしまってうまく育てる事ができなかったメダカやミナミヌマエビであっても、段階的に飼育に慣れてくると今度はそれらが増えすぎて困ってしまう状態になります。

ミナミヌマエビの寿命は1年以上、メダカの寿命は3年以上くらいですけど、その間に繁殖するか回数が半端ではありませんし、水温管理された室内水槽であれば一年中増え続けるのです。

増えすぎて困ってしまった場合は、自然と親メダカに捕食される状態で放置してバランスを調整するとか、隔離して増えてしまった稚魚や稚エビを他の魚の餌にするとか、友人などに配布するとか、ネットで売却したりする事で対応できます。

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増えすぎたメダカやエビをネット販売しても利益にならない?

 

ただし、メダカとかミナミヌマエビを増やしてネットで販売しても、よほど特殊な個体でない限りは二束三文程度の金額にしかなりませんから、それで独立をした採算を得るのは普通は限りなく難しいと言えます。

特にミナミヌマエビの場合は、特殊個体といっても、色が赤いとか黄色い、青いといった程度の個体しか見た事がありませから、レッドビーシュリンプくらいの特殊な状態のミナミヌマエビが誕生しない限りはなかなか難しいでしょう。

また、レッドビーシュリンプよりも繁殖が容易なミナミヌマエビの場合は、すぐに個体数を増やされてしまって、あっという間に所業的な価値が無くなり、採算を取る事もできなくなるかもしれませんから、商売として考えると簡単ではないのです。

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毎月増え続けるメダカの稚魚をどうやってなるべく多く飼育するのか?

 

そうはいっても、せっかく沢山増えてくれているメダカの稚魚やミナミヌマエビの稚エビですから、できるだけ多くの個体を育ててみたいと考える人も多い事でしょう。

また、多くの個体を育てる事によりそれが特殊個体である事が判明する事もありますから、まだ生まれて間もない頃の判別が出来ない時期にそれを決断していると、何年たっても特殊個体を見る事ができません。

よって、結果的に他の魚の餌にするにしろ、他人に譲渡するにしろ、稚魚や稚エビはある程度大きくなるまでは飼育をしておいたほうがメリットがあると言えます。

その場合はどうするかと言えば、新たに水槽を設置すれば全てがうまく収まるのですけど、室内水槽の場合は容易に追加が出来ない家庭環境である事が殆どですから、最初は屋外水槽から追加をしていく事になります。

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屋外水槽はバケツや発泡スチロールを並べると見た目がイマイチ。

 

屋外でしたら、バケツに水を入れて放置しておくだけで良いですから、極めて低コストかつ簡単安全に稚魚や稚エビを飼育して育てる事ができるのですが、バケツの場合は長期的な飼育には向いていません。

当然、バケツよりも発泡スチロールのほうが良いのですが、一度設置するとバケツとは異なり中の水を抜かないと容易には動かす事ができませんし、よりスペースを占有する事になりますし、業者でもない限りは大量に並んだ発泡スチロールも見た目もイマイチです。

バケツも同じく沢山並べておくと見た目に問題がありますから、庭やベランダに沢山設置するのも容易ではありませんし、かといって睡蓮鉢は高価ですからおいそれ簡単に追加できるものでもありません。

しかし、短期的なスパンで稚魚の飼育を回しているのであれば、それほど追加の水槽が必要になるわけではありませんから、稚魚や稚エビの選別ができる様になる大体1ヶ月間は育ててみるような気持ちを持たれる事をお勧めいたします。

最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくると安定した作業で稚魚を育てて判別をしてから、その後どうするかを決めて行く流れになり、それをする事により特殊な個体を確認する事ができるのです。

生まれて間もない稚魚とか稚エビでは、それがレア個体なのかが大変分かりにくいですから、変わった個体を誕生させたい場合は、頑張って1ヶ月は育ててみる事が大事です。

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