ミナミヌマエビの飼育や繁殖に赤玉土は必要なのか?

ミナミヌマエビの飼育をする際に、ベアタンクの水槽を眺めていると、底面に何かを敷き詰めた方が良いと考えるのはごく当たり前のことになります。

何かしがみつく足場が必要になるエビ系の生態に、アジアアロワナの飼育では常識になっているベアタンクの環境というのはあまり良くありません。

ベアタンクとは、水槽の中に何も敷かない状態で使っていることを言います。

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室内水槽ではソイルや大磯が基本

 

室内水槽の場合は、おそらくは大磯のような古典的な砂利であったり、ソイルのようなここ最近流行っている、土を焼き固めたものを使われる方が多いかと思います。

しかし、それらは、それなりの価格がすることが多い為、もっと安くて手軽な砂利やソイルはないのか?といった考え方に到達する事も普通にあります。

その場合は、赤玉土という、とても安くて効果の高いソイルのようなものがありますので、そちらを使うと、低コストでミナミヌマエビの飼育を行うことができます。

また、赤玉土を水槽に入れることにより水も安定して、ミナミヌマエビの隠れ家にもなりますから、できれば、是非とも赤玉土を水槽に入れておいた方が良いのですが、これにはある条件があります。

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それは、赤玉土を入れた水槽というのは、基本的に屋外水槽で使うことが大前提になるということです。

 

もし、室内水槽に赤玉土を入れるのであれば、安めのソイルを入れておいた方が無難です。

実際にやってみればわかりますが、赤玉土というのは、何かあるたびに泥の粉末が大量に飛散しますから、水槽内やろ過装置が本当に汚れてしまいます。

また、底面ろ過を行う際にも、そういった事情がある為、常に目詰まりなどを起こしてしまって、よからぬ自体になってしまう恐れすらあります。

エーハイム2213などの水道で赤玉土を使っていると、目詰まりを起こすだけではなくて、それが原因でインペラを痛めたり、過剰な負荷がかかって、破損させる事にもつながります。

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ですから、赤玉土については、最初から屋外水槽で使うことを前提にして、低コストでミナミヌマエビを飼育する為の、必須アイテムとしての認識を持たれておくのが良いですね。

 

 

赤玉土はどこで購入すれば良いのか?

 

一言で赤玉土といっても、一体それがどこで売っているのか分からない人もいらっしゃると思いますが、赤玉土はお近くのホームセンターに行けば必ず売っています。

また、熱帯魚売り場ではなくて、園芸関係の売り場で売られています。

赤玉土そのものが、もともとは園芸用の土の為、価格も極端に安くて、ボリュームも大きいものがありますから、本来は熱帯魚用のソイルもこれくらいの価格が適正なのかもしれません。

ただし、アクア系の商品は、一般的には殆ど売れませんから、ある程度の利益率に設定しておく必要があるのは、当然といえば当然になるでしょう。

 

 

ミナミヌマエビには赤玉土のサイズはどれがいいの?

 

それで、実際にホームセンターの園芸売り場に行くと、赤玉土が袋詰めで売られているのですが、大抵は、大粒、中粒、小粒といった感じで、3種類の大きさに分けられて売られています。

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どれを買ったら良いのか迷ってしまうかもしれませんが、赤玉土の場合で、ミナミヌマエビように購入する際には、大粒、もしくは特大と書かれている、大きめの赤玉土を選ぶようにしてください。

大粒の方が良い理由ですが、大粒の赤玉土を屋外の水槽内に敷き詰めた場合は、自然の環境に近い感じで、底面に凸凹の隠れ家のような場所が沢山できます。

ミナミヌマエビは、本来そういった場所で安心感を保ちつつ生活している為、普段からストレスなくミナミヌマエビが繁殖できる場所を作っている事になります。

また、小粒などと違って、大粒の赤玉土の場合は、水換えの際にも、赤玉土特有の汚れが舞い上がらないなどのメリットもありますから、水が蒸発して継ぎ足す際には、余計な負担をかける事も少なくなります。

ネットショップでは大粒の赤玉土はあまり扱っていない場合がりますので、お近くのホームセンターに一度行かれてみるのが良いかもしれません。



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