放置飼育をしていたミナミヌマエビが勝手に増える理由

ミナミヌマエビを購入して水槽で飼育をしていたら勝手に増えている?、久々に水槽を見たら爆発的にミナミヌマエビが増えていてびっくりしたって人から相談を受けたのですが、ミナミヌマエビは水槽内で飼育が用意で簡単かつ大量に増やすことが出来ます。

また、初心者の人であれば頻繁に水槽をいじったりする人よりも、完全に放置して飼育をしている人の方が増やしやすいという特徴もありますので、数カ月間くらい放置している水槽であれば、水温さえ25度以上であれば爆発的にミナミヌマエビは増えます。

餌についても与えなくても全然良くて、もちろん、ミナミヌマエビにも餌を与えたほうが良いのですが、ミナミヌマエビの場合は餌を与えなくても、水槽内に自然に発生する苔や微生物などを食べて成長することが出来るので、意識した餌も不要になります。

 

 

放置飼育をしていたミナミヌマエビが勝手に増える理由。

 

飼育していたミナミヌマエビが放置していたら勝手に増える件ですが、初心者の人の場合は、これは逆に放置していたら勝手に増えたと考えるほうが適切で、頻繁に水槽をいじったり水換えをしたり、餌を大量に与えすぎていれば恐らく全滅していたでしょう。

ミナミヌマエビは放置されている環境であれば、なんか安心感があるようで、もちろん水のろ過の環境や水温の環境、全体的に隠れ家があるとか水草があるとか、ミナミヌマエビが好む環境であることが大前提なのですが、放置された環境を結構好みます。

特に夏場の気温が25度を超えている季節であれば屋外水槽にてミナミヌマエビを単独飼育していると凄まじい勢いでミナミヌマエビが増えていきますので、恐怖すら感じるくらいの状況になりますから、春から秋にかけて屋外で放置飼育なら簡単に増えます。

 

 

ミナミヌマエビが勝手に増える理由は天敵がいない環境だから。

 

どれだけ快適な環境であっても、ミナミヌマエビが爆発的に増えるためには一定の要素が必要になるんですけど、その中でも必須になるのがメダカなどの稚エビを食べる天敵がいないということであり、天敵がいる場合は流石に爆発的には増えてくれません。

天敵がいて水草などの隠れ家もない場合、どれだけ爆発的にミナミヌマエビの稚エビが誕生しても、その稚エビをメダカなどの天敵が片っ端から食べてしまいますので、ミナミヌマエビは殆ど増えない状態になる為、水草や流木、ソイルなどは必須になります。

逆に天敵が終わらず、ミナミヌマエビだけの単独飼育であれば、ミナミヌマエビは稚エビを襲って食べることは殆どありませんし、隠れ家のソイルや水草、流木などを沢山セットしておけば、それらに発生する苔や微生物を食べて、爆発的に増えていきます。

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爆発的に増えるミナミヌマエビも水槽の限界になると増えなくなる?

 

水温や水質等のある程度の環境が用意されていてソイルや水草などもあり、単独飼育されているミナミヌマエビは爆発的に増えていくことになるのですが、それでも無限に増えていくことはなくて、大抵は水槽の限界まで増えるとそれ以上は増えなくなります。

また、急激にミナミヌマエビが増えすぎてしまうと、水槽のろ過能力を超えて全滅してしまうこともありますが、大抵は弱い個体から死んでいくことになり、屋外の水槽であれば強い個体が水槽の限界まで増えてそれ以上は増えずに安定した状態になります。

水槽で爆発的にミナミヌマエビが増え始めているのを確認した場合ですが、このまま更にミナミヌマエビを増やしたい場合は水槽を増やすか容量が大きい水槽に変更をするしか対処方法はなくて、そのままだと増やすのに限度があると知っておくと便利ですね。

春から秋にかけては、スーパーで無料で入手できる発泡スチロールを頂いてきて、それに水を入れて適当に赤玉土やソイルを入れて、マツモ等の浮草を放り込んでミナミヌマエビを単独飼育しておけば、凄まじい勢いで増えていくので、結構楽しいですよ。