先日、台風が飛来してくる天気予報の中、ベランダに沢山設置していた発泡スチロールの交換や解体を行っていたんですが、あまりに増えすぎてしまったベランダの水槽を徐々に処分しているので、今後はなるべく水槽は増やさないようにしていく予定です。
メダカやミナミヌマエビの飼育を始めると、最初は上手くいかずに失敗をすることもあるのですが、次第に順調に飼育と繁殖ができるようになりますので、そうなってくると水槽の本数が徐々に増えていき、気がついたら大変な数の本数になっている訳です。
それで、次第に水槽の規模縮小をしているので、それに合わせて発泡スチロールの交換を行っていたのですが、ミナミヌマエビを単独で飼育している水槽を確認すると、凄まじい数のミナミヌマエビの稚エビ達が沢山いたので、捕獲がかなり大変でした。
ミナミヌマエビを飼育している屋外水槽で稚エビの捕獲が大変。
ミナミヌマエビを爆発的に増やす方法としては、屋外水槽にスーパーからもらってきた発泡スチロールを水槽として利用して、大磯を底に敷き詰めて後は適当に水換えと気がついたらザリガニの餌を与えていれば、数カ月後には恐ろしいほど爆発的に増えます。
ただし、あまりにミナミヌマエビが増えすぎてしまうと困る場合や、爆発的に増えると言っても水槽サイズの限界までしか増えませんのでそれを過ぎると自然淘汰されていくんですが、それでもこんなにエビって増えるの?と思えるくらいに増えていきます。
今回は屋外でミナミヌマエビを単独飼育していた水槽が幾つかあり、スーパーの発泡スチロールを水槽として使っていたんですが、それでも十分過ぎる水槽サイズだったため、ミナミヌマエビの稚エビが大量に発生していてそれを捕獲するのが大変でした。
ミナミヌマエビだけを増やしたいなら単独飼育が完璧。
ミナミヌマエビだけを増やしたい場合、屋外での単独飼育が最も簡単であり、この方法であれば誰でも簡単に増やすことが出来るのですが、注意しないとボウフラの発生する水槽になる恐れがありますので、定期的に水作プロホースで水槽の掃除が必要です。
ミナミヌマエビは生きている生き物を襲って食べることはありませんので、例えボウフラであっても生きている状態では食べませんから、積極的にボウフラを襲って食べるメダカがいない屋外水槽環境ではボウフラが爆発的に増殖してしまう可能性があります。
その為、ミナミヌマエビの単独飼育水槽は若干手間隙がかかるんですが、手間暇と言っても、週一回程度水作のプロホースで底面を掃除するくらいですから、それほど問題はないのかもしれませんけど、案外放置状態になる屋外水槽では気になるメンテです。
体長が数ミリのミナミヌマエビの稚エビの捕獲方法はガサガサ方式。
水槽を解体するので中のミナミヌマエビを全て隔離しようと思って見てみると、小さな数ミリ位のミナミヌマエビの稚エビが大量に発生していて、つい最近生まれたばかりんでしょうけど、兎に角小さくて数が沢山いたので折角なので隔離することにしました。
別にすぐにミナミヌマエビは増えますから、気にせずに一気に大磯をジャリスコップで取り出して他の新しい水槽に移動させて、それで偶然生き残っている個体がいればいいやくらいでも良いのですが、今回は折角なので全ての稚エビを捕獲してみました。
稚エビは大きさが数ミリで、大磯を敷いている水槽では大変見にくいので、最初に水深が2cmくらいなるくらいまで水が蒸発していくのを待つか、コップなので水をすくい上げて水深を浅くしてから、ガサガサ方式でネットに追い込む形で捕獲していきます。
ガサガサ方式と言うのは、ネットを水槽に入れて、片方の手で水槽の中をかき回せながらミナミヌマエビをネットに追い込んでいく捕獲方法のことで、あまりに小さくて大量のミナミヌマエビがいる場合は、この方法で捕獲するのが一番手っ取り早いのです。