ミナミヌマエビの単独飼育水槽でボウフラは発生する?

ミナミヌマエビを爆発的に繁殖させようと思ったら、単独飼育が最も効果的に繁殖させることが出来ます。

また、室内水槽よりも太陽の光が直接当たる屋外水槽の方がより効果的にミナミヌマエビを爆発的に繁殖させることが可能です。

その際に必要な飼育設備は発泡スチロール水槽、キョーリンのザリガニの餌、ミナミヌマエビ、マツモ、ホテイアオイだけであり、あとは水を入れておけば問題なく爆発的にミナミヌマエビが繁殖します。

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ただ、屋外水槽の場合は、餌を与えなくても良いのですが、栄養価の高いザリガニの餌を与えた方がより効果的に、ミナミヌマエビを増やすことができます。

お好みにより、赤玉土、大磯、ソイルなどを水槽の底面に敷き詰めれば良いのですが、発泡スチロール水槽の場合は別にそれすら必須ではなくなります。

繁殖用の水槽というのは、いかに効率よく生体を増やせるかになりまりますし、増えた生体を手間をかけずに捕獲して、他の水槽に移動させるといった手順もありますから、出来れば余計なものは入れない水槽の方が良いのです。

ただ、単純に、長期的にミナミヌマエビを飼育するのであれば、なるべく底面に砂利は敷き詰めておいた方が良いでしょう。

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繁殖の条件だけを意識していてはいけない理由

 

ミナミヌマエビを爆発的に繁殖させることだけを考えているのであれば、飼育設備や環境を考えておけば良いのですが、実際に飼育や繁殖を始めるとそれだけを考えていけはいけないことに気がつくことになります。

ミナミヌマエビが爆発的に繁殖するために、単独飼育で屋外にて飼育を始めるとどのような問題が発生するのかといえば、必ず出てくる問題としてそこがボウフラの発生源になってしまうといった問題があります。

例えば魚とかと同じ環境で飼育している水槽に冷凍赤虫を入れると、ミナミヌマエビがそれを食べているところを見たので安心していると、実はミナミヌマエビは生きているボウフラはたべれないといった事情ですね。

基本的に、ミナミヌマエビは動物性の餌の場合は死んでいるもの、死にかけていてほとんど動くことができないものしか食べることが出来ません。

そのため、生きているボウフラを襲って食べることはできませんし、ボウフラはミノムシのような頑丈な膜で自分の体を防御しているため、ミナミヌマエビはそれすら破壊することができないようです。

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その結果どうなるのかと言えば、ミナミヌマエビの単独飼育水槽にはボウフラが大量発生することになり、そこが蚊の発生源になってしまい、夏場であればご近所に大迷惑をかけるだけでなくて、一番近い環境にあるご自宅で被害が多発することになります。

 

 

稚エビの天敵がいない水槽にはボウフラの天敵もいない

 

蚊取り線香とかベープマットをご自宅に完備していれば良いといった感覚では当然ダメで、蚊の発生源になるような水の溜まり場を用意しないといった考え方が重要になりますので、ミナミヌマエビの単独飼育には注意が必要です。

蚊が全く発生しないと思っているようなタワーマンションのような場所であっても、集合住宅であれば、他のフロアとか他の部屋が蚊の発生源になっていて、そこから蚊が飛来してくることもありますのでご注意ください。

どこから飛んでくるのか分かりませんが、蚊の生命力というのは想像以上に強いものがありますから、油断大敵といいますか、少しでも油断しているとあっという間に、蚊の大群が発生していることもあります。

 

 

定期的にミナミヌマエビの稚エビを他の水槽に隔離する

 

ミナミヌマエビが大繁殖をする水槽の場合は、ボウフラも大発生する訳ですから、定期的にミナミヌマエビの稚エビを隔離しながら、その水槽の底面に発生しているボウフラの大群も始末しないといけません。

そこで役に立つのが、水作のプロホースという、水槽のお掃除セットになるのですが、これを使うとボウフラを簡単に水槽から駆除することができますので、大変おすすめです。

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発泡スチロール水槽の場合は、赤玉土などを底面に入れていない場合は、よりスムーズにボウフラを発見することができますし、ボウフラを駆除することも容易に可能になります。

ですから、繁殖目的の水槽の場合は、あとあと発生するボウフラ対策やメンテナンスのことを考えると底面に赤玉土やソイルなどは出来るだけ入れない方が良いのです。

 

繁殖目的でない場合はメダカの同居が最強

 

特に、ミナミヌマエビを意図的に爆発的に繁殖させる目的でない場合は、水槽にメダカを同居させるのが最も適切にボウフラを発生させない方法なのですが、この方法をとった場合は、ミナミヌマエビの稚エビも片っ端からメダカに捕食されることになります。

そのため、水槽の大きさに見合ったバランスの個体数のミナミヌマエビしか繁殖できませんので爆発的な繁殖は望めませんが、長期的な安定飼育を求めている場合でしたら、この方法が最もおすすめできる方法になります。

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