ブラインシュリンプの簡単な沸かし方|ペットボトルでOK

メダカの稚魚だけでなく、あらゆる魚の稚魚やエビ類が好む栄養価の最も高い生き餌として、誰にでもお勧めできる餌がブラインシュリンプです。

その入手方法は至って簡単であり、メダカやミナミヌマエビの生体を販売用として扱っているホームセンターやペットショップに行けば、必ずその店舗で販売されています。

ブラインシュリンプ自体が、希少性の高い魚、飼育が難しい稚魚の餌として認識されていることが多いため、それなりに詳しい人が購入する事前提ですから、ちょっと分かりにくい場所に置いていることが殆どです。

ペットショップやホームセンターに行って、どこに売っているかわからない場合は、ペットコーナーの店員さんに、「ブラインシュリンプの卵が欲しいんですけど、どこにありますか?」と聞けば大丈夫です。

大抵は黄色いパッケージのテトラ社が販売している500円前後のブラインシュリンプを提示してくれるはずです。

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ブラインシュリンプの卵の簡単な沸かし方。

 

ブラインシュリンプを購入しても、卵の状態でパッケージングされていますから、肝心の卵の沸かし方を知らないと餌として与える事ができません。

そのまま餌として水槽に入れてしまうと、卵が孵化しないばかりか、半永久的にゴミとして水槽内に残ってしまいますので、必ず卵を沸かして孵化したブラインシュリンプのみを餌として与える必要があります。

そんなブラインシュリンプの簡単な沸かし方についてご説明します。

用意するものは以下の通りです。

(1)ブラインシュリンプの卵(テトラが一番安い)

(2)500ミリリットル用のペットボトル

(3)エアーチューブ

(4)水作水心などのエアーポンプ

(5)水道水

(6)キリ状のドライバー(ペットボトル加工用)

(7)海水の元(食品用の味塩はNG)

(8)冷蔵庫(開封後のブラインシュリンプの保管用)

 

正直言って、全てがありきたりで、どこにでも売っているものばかりですが、これだけあればブラインシュリンプを簡単に沸かす事ができます。

冷蔵庫なんて必要なの?と思うかもしれませんが、ブラインシュリンプの卵はアルミ製のパッケージに密封されて空気と光から隔離された状態で保存されています。

一度でも開封して空気が入ってしまうと、常温での保存が出来なくなる為、その後はパッケージを閉じた状態で、光を当てないようにして冷蔵庫の冷蔵室に保管しないといけません。

 

 

常温で保管しておくとどうなるのかといえば、別に腐ったりはしないのですが、孵化率が極端に下がってしまいますので、結果的に無精卵のような状態でいくら沸かしてもブラインシュリンプが誕生しない状態になります。

ブラインシュリンプの卵の保管は、一度でもパッケージを開封してしまうと、光を当てない状態で冷蔵庫で保管しないとダメになってしまうと覚えておくと便利ですし、冷蔵庫に魚の餌を保存する事を家族に了解してもらう必要もあるかもしれません。

 

それでは順番にご説明していきます。

 

(1)ブラインシュリンプの卵を購入

 

ブラインシュリンプは必ず卵の状態でパッケージングされて販売されていますので、お近くのホームセンターなどに行くか、面倒であればAmazonかチャームで購入すれば問題ありません。

一番安いのはテトラ製の黄色のパッケージのブラインシュリンプですが、そちらの商品で全く問題はなく普通に、ブラインシュリンプは沢山孵化しますのでご安心ください。

資金的に余裕があれば、他のメーカーのブラインシュリンプでも全く問題ありません。

ブラインシュリンプのパッケージには製造年月日が書かれていますから、なるべく新しいものを選んだほうが良いので、それを気にする場合は実際の店舗に出向いて手にとってみたほうが良いですね。

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(2)500mlのペットボトルを用意する

 

ブラインシュリンプを沸かす容器としては、500ミリリットルサイズのペットボトルが最も最適ですので、そちらを一本用意してください。

注意点は、必ず加工用のプラスチックの蓋付きのものである必要がありますが、普通のペットボトルを購入してそのまま使うだけの話です。

その辺のコンビニで水を購入した後の空きボトルで構いませんし、別にジュースなどの空きボトルであっても、丁寧に水洗いした後であればなんら問題もありません。

パッケージのビニールなどがある場合は、それを全てはがしておきましょう。

視覚デザインよりも丸いパッケージのほうが、後々使い勝手が良いことが多いので、なるべく丸いペットボトルを入手したほうが良いですね。

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(3)エアーチューブを一本用意する

 

ブラインシュリンプの卵を孵化させる要素として、エアレーションは絶対に必要ですから、エアーチューブも合わせて必要になります。

なるべく柔らかめのエアーチューブで、透明か白っぽいタイプのものが良いですから、スドーのエアーチューブがお勧めです。

エアーチューブの長さに関しては、ペットボトルを設置する場所からエアーポンプを設置する場所までの長さになりますから、環境差がありますのでご利用になる環境に合わせた長さが必要ですが、通常は5メートルもあれば問題になることはありません。

仮にエアーチューブの長さが足りない場合は、ジョイントの連結部品を買えば良いのでそちらで解決できます。

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(4)水作水心などのエアーポンプを用意する

 

ブラインシュリンプを卵から孵化させて大量に沸かすためには、必ず強めのエアレーションが必要になる為、エアーポンプが必要になります。

エアーの強さを調整できで、音も静かで、振動も少ない、水作の水心で3Sと書かれている商品を購入しておけば、他の用途であってもエアーポンプが必要なった際に困る事はありません。

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(5)水道水を用意する

 

500mlのペットボトルの3分の2くらいまでの容量まで水道水を入れれば良いのですけど、こちらに関しては、単純にペットボトルの中に蛇口から水道水を入れるだけですから、なんら問題はありません。

不安でしたら、浄水器を蛇口に取り付けて、浄水器で濾過をした水を使えば大丈夫ですけど、ブラインシュリンプの場合は、普通の水道水で大丈夫です。

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それでは、次回、ブラインシュリンプの沸かし方その2に続きます。