自然界のメダカを保護するための飼育方法|黒メダカ限定

メダカの飼育をしている場合、水温が25度を一定期間超えるような環境で、メダカのオスとメスがその水槽にいれば、余程相性が悪い個体でない限りは、1ヶ月も経てば、メダカはどんどん卵を生むようになります。

メダカも一応相性があり、オスが積極的にメスに対してプロポーズをして産卵を行っているのですが、それは大抵、朝早くの時間帯に行っているため、一度も見た事がない方もいるのでしょうか?

 

勝手に稚魚が生まれているメダカはいつ産卵をしているのか?

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よくあるのが、お昼頃に水槽を見てみたら、いつの間にやらメダカが卵をぶら下げていたとか、気が付いたらメダカの稚魚が水槽にいたけど、いつの間にかいなくなってしまったと言った感じですね。

さっき見たメダカの稚魚が、次見た際にいなくなっている場合は、大抵親メダカに食べられているか、餓死してしまっているかのどちらかですが、結局もういなくなっていることに変わりはありません。

毎回必ず同じペアでつがいになっている訳ではなくて、毎回同じ水槽内で気に入った相手と産卵をしているような気がしますし、他のメダカが乱入してくる事もありますから、メダカの世界でも男女(オスメス)の問題はいろいろあるようですね。

メダカも結構、東京ラブストーリーのような恋愛をしているようですから、積極的にプロポーズをしていたオスがメスの体を尻尾で包むような感じで、心地よさそうな行動をしています。

 

メダカの飼育をしている方であれば、実際に見てみるとよいでしょう。

 

メダカの大きさにもよりますが、2年以上飼育しているような体の大きなメダカであれば、一回20個くらいの卵をお腹からぶら下げて、水槽内を泳いでいるのが確認できます。

そして、毎日ように水槽内の水草に卵をうみつけるようになっていきますので、相当な数のメダカの卵が水槽内の水草などに受け付けられている事になります。

一匹のメダカが10個から20個くらいの卵を産むとすると、それが10匹入れば、単純に毎日100個から200個の卵を産み付ける訳ですから、一ヶ月にすると約3000から6000個の卵を産んでいることになります。

 

書類上で計算をすると、すごい数の卵になりますから驚いてしまうかもしれませんが、自然界ではこれくらいの卵を産んでいかないと、メダカが自然環境で生き残ることは大変難しいですから、ごく普通のことなのです。

水槽内で飼育しているメダカと違って、自然界のメダカは周囲は天敵ばかりになりますから、親メダカもいつタガメとか他の大きな魚などに襲われて食べられてしまうかわかりません。

いまでも、メダカが自然界に残っているのは、それだけ大量の卵を毎日産んでいたから生き残ってこれたことや、その高いポテンシャルで日々変化したり悪化する環境などに耐えてきたからです。

 

メダカが自然界からいなくなる原因は人間による生息域の破壊です。

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メダカの生息域を破壊するような人為的な工事などで、小川が埋め立てられたりした場合は、流石に生き残ることは難しいのですが、水質が悪化したとかである場合は、他の魚が死んでしまう場合でも、メダカは強く生きていることも普通にあります。

メダカは体はとても小さいのですが、とても頑丈な体をしていて、極端な水温の上昇、塩分濃度の上昇などがあったとしても、普通にその環境に合わせて生きていられます。

日本の自然環境からメダカがいなくなる原因といえば、まず人間が意図的に何かをしている場合くらいですから、メダカの一番の天敵は生息環境を奪っている人間になるでしょう。

食用として適さないメダカであり、商業的な価値もないので乱獲も一切されないのに、生息環境を徹底的に破壊されてきたため、全国的にメダカがいなくなってきているのは、いまの現状を考えると仕方がないのかもしれません。

ウナギやマグロの個体するが減っているのは、商業的な価値があるから乱獲をされまくった結果になるのですが、メダカの場合は意識されることなく、生息環境そのものがなくなってきているといった話です。

 

 

自然界のメダカを保護する場合は黒メダカの単独飼育限定。

 

そんな自然界に生息しているメダカは、黒メダカと呼ばれている体の黒いメダカになるのですが、自然界のメダカを保護したい場合は、そこで捕獲されたメダカだけを単独思惟するようにしてください。

 

偶然、白メダカ、ヒメダカのようなメダカも生まれてくるでしょうけど、そのような目立つメダカはすぐに他の天敵に捕食されてしまいますので、黒メダカしか生き残ることができません。

ですから、自然界のメダカの保護を目的とする飼育は、黒メダカ限定になってしまいます。

他で購入していたとか、もともと飼育していたメダカと同じ水槽で飼育してしまうと、本来そこで生息していたメダカの遺伝子と異なるメダカが誕生しますので、あまりよくないことになっています。

そのメダカを再度放流しないのであれば、問題ないのでしょうけど、一度他の遺伝子のメダカと掛け合わせてしまうと、それをするのはNGということになっています。

人間の場合は、国際交流と呼ばれて、異なる地域の人や海外の人と結婚するのがおされているような感じがありますが、メダカの場合はそれをすると遺伝子汚染といった批判をされてしまいますので、あくまでも自然保護の飼育の場合は単独飼育が基本です。

また、その地域で捕獲したメダカのみを繁殖させた場合は、その捕獲した地域に放流することも特に問題はありませんので、そういった保護を優先としたメダカの飼育の楽しみ方をしていっても良いかもしれませんね。

お金になるような鮎とかでしたら、遺伝子汚染がどうのこうのとか、勝手にもともといない魚を保留するなといった声は全く聞かれないのですが、メダカの場合は、そういったことをしていると問題になるようです。



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